私の養殖日記2010/04-06
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●6/30 夕べは21時に寝て23時に起きる様に目覚ましをセット。ところが午前11時にセットされていて危うく真夜中の0時に目が覚めた。やばい、負けてたらどうすんべ。慌ててTVを点けたら0-0。なのに、おお良くがんばってるじゃん・・・って思わせるほどパラグアイは強敵らしい。

ところでパラグアイって国、知ってるかな? 大昔、リオデジャネイロからロサンゼルスまで3ヵ月間で旅をしたことがあるが、パラグアイにはまったく足を踏み入れることはなかった。なぜなら、まったく興味を引くものが無かったからだ。で、もしかしたら初めて「パラグアイには何があるの?」とネットで検索してみたら、世界最大発電量のダムがあって、国内の電力を全て補い、更に世界最大の電力輸出量を誇るんだって。そうか、水力発電国家だったのか。なんだか不動産収入だけで飯を食ってる様で羨ましい。しかし、実際には人口の半分近くが貧困に喘いでいるのだそうだ。

サムライジャパンはついに負けてしまったが、十分にカッコ良かった。



●6/23 インターネットって便利だ・・・って今更。かつて熱帯植物の苗を買うとなると、まずは本屋で園芸の本を立ち読み。熱帯植物を扱っている店の電話番号を覚えて注文。といっても品揃えはほとんどお店の都合。選ぶ余地はない。しかも今思えば異常に高かった。

今ではネットで「熱帯植物」「苗」で検索するれば、幾つもの販売店にアクセスして写真入で選べる。聞いたことが無いような植物もある。ポチってすれば翌々日には届く。翌日でないのは、この手の苗が奄美大島や沖縄で作られているからだ。ネットが無かった時代には、これらの苗は安く東京の高級植物店に収められ、とんでもない値段で我々の手元に届いていたのだろう。

宅配便とインターネットは流通を変える・・・という、お手本みたいな世界だ。ただ、これも直ぐに過当競争になって生産業者にとっては不当に安くなってしまう恐れはある。そんなに数が売れるものでもないし。



●6/22 そういう理由で?自宅がある韮山の養魚施設は全体がビニールハウスで覆われている。冬でも寒さ知らずなのだが、夏は堪らない。養殖池に水が入っているから少しは涼しいのだろうが、それでも日中の気温は38℃位にまで上がってしまう。片隅で野菜でも作ろうかと、何回か挑戦したのだがほとんど失敗。理由は日中の暑さと乾燥によるものらしい。水車で水を掻き回しているから良さそうなものだが、実際には夜はともかく日中は砂漠並みの乾燥状態となり、実は雑草も満足に育たない。

その中で手も掛けないのに妙に順調に育っているのが熱帯植物のハイビスカス・パッションフルーツ・チェリモヤだ。残念ながらチェリモヤの木は巨大になったものの実は付かない。パパイヤやマンゴーも種から育てたことがあるが、やはり実を付けるところまでは行かなかった。果物類は種から育てると実を付けるまでに5-6年掛かるから、それ用の苗を買った方がいいよ・・・って言われた。で、先日、パパイヤとバナナの苗を買ってみた。今年の夏休みの自由研究はこれだ。



●6/21 今年の上半期の書籍ベストセラーは当然IQ84かと思っていたら、なんと「バンド1本でやせる!巻くだけダイエット」だったそうな。日本人総ダイエットを思わせる結果だ。あるデータによると、今の日本の若い女性は、あの戦後の食糧難の時よりも痩せているという。難しいことはともかく、確かに食べないと痩せる。時々、このここにも書いているが、魚の病気の多くは過食による消化不良が引き金になっている・・・と思う。だから急いで大きく育てたいとがんばっている時に限って魚病が発生する。投薬しないで餌を与えないでおけば治ってしまう病気も多い。

特に人工孵化アユに発生する通称「ボケ病」は、未だに原因ははっきりしていないのだが、とにかく餌止めをしていれば自然に回復する。その期間は7-12日間・・・人間だったら死ぬかも。まぁ、サカナは水は飲み放題だけどね。流石に痩せる。究極のダイエットと言えるほど短期間で痩せてしまう。サカナは文句を言わないから出来る荒療治。しかし痩せたアユはカッコ悪い。ボケ病は一度罹ると二度は罹り難い。そこでガンガン餌を食べて確実にリバウンドするところが人間ぽい。しかし何%かの固体は痩せた状態から回復出来ずに死んでしまう。俗に言う「餌離れ」ってやつだ。



●6/19 雨は大したことなかったが、明け方の風はけっこう凄かった。自宅がある韮山の養魚場は、全体をビニールハウスで覆っているのだが、この時期は太陽が出たら確実に40℃近くまで上がる。それじゃぁ仕事にならないので天窓を開けて熱くなった空気を上部から排出する。これはかなり効果的なのだが、操作は手動なので面倒臭い。で、夏の間はなるべくなら開けっ放しにしておきたいのだが、風が吹くと壊れそうで怖い・・・って過去にぶっ飛んだことがある。

昔は周囲が畑だったので、ハウスの一部が飛んでも大した問題にはならなかったが、最近では直ぐ(1m)西側はマンション、北側(2m)はマックスバリュ、東側(5m)は建てたばかりの住宅3軒。南側(50cm)は自宅・・・と、何処に飛んでも被害は甚大。風が吹くと天窓を閉めなければならない。閉めればまた開けなければならないので、風を予測して考えてしまう。昨日は「そんなに吹かにゃ~ら・・・」と、開けたまま寝たら、夜中にすっげ~風。「くっそ~」とか思いながら風雨の中、閉めに行った。今晩はどうしよう。



●6/17 12日に「柿田郎の写真館」に「近所に出来たソバ屋に行ったら、普通の家庭の居間に通された」っていう写真を載せたのに反応がないってことは、全然珍しくもないことなのかなぁ。「きゃーウソ?ホント? かっわいいー!!」くらいの反応があるかと思った。ソバの世界は奥が深いから、そういうソバ屋もあるってことか。富士吉田のうどん屋は縁側や庭先で食べさせるところもあるから、ソバ屋ともなれば当たり前の世界なのかも。

私としては初めての体験だったので、居間に通されてソバが出来るまでの時間潰しが困ってしまったぞ。食べてても落ち着かないし。他にお客さんがいれば、まだ良かったのだけど。大昔メキシコで、路上の写真屋?に「飯くいに行こうぜ」って誘われて着いて行ったら、普通の家庭の居間で次々と定食を出しているところだった。あれ以来かなぁ・・・あんなの。

そういえば、家の直ぐ近所に看板も出さない飲み屋があるという噂だが、やはり普通に居間で飲むらしい。看板が無いから当然詳しいことは判らない・・・やっぱ、珍しくもないことなのか。



●6/15 よくやった、サムライジャパン! まぁ、素人目にもカメルーンが調子悪そうだったけど。もともと、サッカーは余 り見る方ではないが・・・最近は野球も・・・ワールドカップ初戦は見たいじゃんね。ということで23時までがんばって 起きていた・・・って試合開始は23時からなんだけど。始まれば眠気もぶっ飛ぶさ、って思っていたが、何だか延々と中 央付近をボールが行ったり来たり。だ、だめだ、寝てしまう。なんてったって1年間で23時過ぎまで起きているのは、ほ んの数日。体内時計は完全に熟睡モード。

がんばって前半戦だけでも。もうちょっとで楽になれる・・・おー!本田が入れたぞ! で、一気に目が覚める。こりゃ勝 つか?? と思ったら後半戦も見始めてしまった。こうなると敵は薄い空気でもブブセラでもなく、ひたすら睡魔だ。居間 でバーニーを枕に5分置きくらいに目を開けて見ていた。知らない間にオカちゃんが大写しになっていた。で、いつも思う 。サッカーって、もうちょっと点が入った方が面白いんだけど。釣れない釣堀だって1時間半あれば2-3匹は釣れるぞ・・・そうでもないか。



●6/14 さて、ハヤブサは無事帰還、カプセルを投下して天国に召された。お疲れ様でした。これで今晩日本が勝てば、私への誕生日プレゼントは十分である。カプセルの中にイトカワの砂?石?が入っていたら、それは素晴らしいことだが、何も入ってなかったとしても、それはもういい。

私が中学3年の夏に、アポロ13号が月面着陸をやってのけた。世界中が人種を超えて感激した。月の石を持ち帰ったことで世論は更に興奮した。翌年の大阪万博では、アメリカ館に展示された本物の「月の石」が話題を総舐めにしたものだ。ハヤブサはその40年後、折りしも上海万博開催中に戻って来た。日本館に緊急展示して話題をさらって欲しい・・・って無理だろうな。

やっぱ、宇宙開発は夢を与えてくれる。確かに金は掛かるが、そんな目的を持って使われる税金なら「もうちょっと、ひとり2000円くらい?払ってもいいぞ」って思わせる快挙。でも「○○党は必ず火星の石を取って来るぞ!」って公約したら絶対に当選出来ないからね。どこかの政党は「ハヤブサ人気」に便乗して、マジで言い出しかねない。



●6/13 ついにハヤブサが今晩帰って来る。地球を出発して7年。小惑星イトカワに近づいてサンプルを回収、地球に戻って来る計画を聞いたときは「すっげ~、そんなことが出来るんだな」と感心したが、イオンエンジンの故障などで予定は大幅に遅れ、帰還さえも危ぶまれていた・・・っていうか殆どの期間、一般人からは忘れ去られていた。宇宙的時間感覚っていうのは不思議だ。地球上ではその間デジタル機器やコンピューターは日々進化して、7年前のパソコンやケータイなんて骨董品だ。

その7年前の技術の塊が何百万km(もっと?)の距離を飛んで帰って来る。タイムマシーンの様だ。で、さっき釣堀日記と養殖日記のその頃のを読んでみた。相変わらず下らないことが書かれているし、文章も今以上につたない。ハヤブサはサンプル入りのカプセルのみを大気圏に放出して、本体は燃え尽きてしまうらしいので、7年前の技術の塊を再見することは出来ない。7年間飛び続けて、最後にカプセル放出の大仕事を終えたら燃え尽きてしまう・・・っていうのも「サムライ」だ。

無事帰還を祈る。



●6/8 先日TVで「スパルタカス」を放映していた・・・カッコいい。国家破綻しそうなギリシア。原因や実情など難しいことは新聞に任せることにして、遠い昔、私が旅したギリシアの話。

ギリシアには「これって、日本でやったら絶対に流行るじゃん」って思ったものの、未だに日本では流行っていない?ファーストフードがあった。それは「ホットサンド屋」。日本の寿司屋の様に、カウンターにネタが並んでいて、その中から数種類を選んで注文すると、それをその場でホットサンドにしてくれるのだ。これは言葉が通じなくても好きなものを食べられるので重宝した。具は卵やハムソーセージ類、肉、魚、野菜、ジャムやチョコレートまで・・・と多彩だ。シーチキンマヨは万国共通で美味い。帰国後、ホットサンド機を買った程だ。

これって寿司のシステムに似ていると思うのだが、回転サンド?にするのは難しいかも。



●6/7 最近、身辺整理を始めた。別に死期を予感した訳でもないのだが寿命が短い血筋だし。コレクションとかいう収集癖はないので大したものはないのだが、捨てるタイミングを失ったものがけっこうある。といって金目のものはカメラくらい。それもフィルム時代のモノだからゴミに近い。持っていても使う可能性は無いので始末してしまうことにした。カメラ買取をやっているお店に連絡したら、梱包用のダンボールやクッション材が翌日には届くという便利な時代。着払い用の宅配用紙には双方の住所も書かれてるし。

それにホイホイと詰め込む。旅行が好きだったから「ああ、このカメラと寝袋持って南米を縦断したな」とか「このレンズで5500mのところから夕日に染まるエベレストを撮った」「このカメラ、ブータンに置き忘れたけど戻って来た」・・・なーんて思い出に浸るが、そんなこと言ってたら片付かないぞ。



●6/2 選挙まではもたないかな・・・とは思っていたが、このタイミングで止めるとは思わなかったなぁ。鳩山さんって人間的には真面目で一生懸命なんだろうけど、それじゃ務まらないのが政治なのか。まぁ、本人も1年前までは「まさか、俺は総理大臣になるんだ」とは思ってもいなかっただろうから、野党のうちに言いたいことを言ってしまったのが、全部自分に降り掛かってしまった・・・という、我々も笑えない結果になってしまったわけだ。

さぁ、次の魔女裁判の法廷に上がるのは誰だ? もう誰がやっても同じ様な結果にしかならないと思うが、とにかくこんなことを続けていたら、国内の景気悪化はもちろんだが、国際社会から取り残されそうだ。誰も国の代表が務まらない国が信用される訳がない。戦後の日本で5年以上総理を務めたのは、吉田、佐藤、小泉の3人だけだと聞く。なるほど・・・と思う。



●5/26 さて、将軍様が発射した覚えがないという魚雷だが、第2次世界大戦の海戦を題材にした戦争映画には必ず登場する「当たったら勝ち」みたいな兵器だ。もちろん当時の魚雷は誘導装置なんて付いてないし、それを発射する潜水艦だって超低速走行しか出来ないのに敵艦に接近しなくてはならなかったので、狙われている方と同じくらいに命懸けだっただったかもしれない。その後、誘導装置が実用化され、より強力な武器になったのだが、第2次大戦後、その魚雷が実戦で敵艦を沈めたのはフォークランド戦争時の1隻だけなのをご存知だろうか。

先日、KFSで聞いてみたら意外なことに、ほとんどの方が知らなかったのだが、30何年か前、東京湾の外、野島岬沖付近で大型船が魚雷によって沈めらた。この事実を知らない方はネットで検索してみると興味深いかも。ちょうど私が東京にいた頃の話だ。



●5/24 今ではノラ犬は絶滅したので見掛けないが、猫は相変わらず多い。猫は冬になると暖かいところを求めて入り込んでくるので、キュービクル焼ヘビ事件に匹敵する様なこともあった。気持ち悪い「焼ヘビ事件」を報告したついでに、そんな話をする。北2号池の向こう側に発電機が2台並んでいる。あれは毎週月曜日の朝、自動的に試運転が始まる。有事の際に即電気を供給するために、セルが回ってエンジン指導すると、1秒も掛からずに2500回転くらいに上がり、発電が始まる。

自動車と違って、走行による空気の取り込みは無いので、ラジエターの前に置かれたクーリングファンは巨大だ。まぁ、そのファンとラジエターの隙間で昼寝をしていたネコがいたってことなんだけど。運悪く、それが月曜日の朝。ネコは当然の結果になったとしても、発電機のファンも破損してしまい緊急停止。数万円の修理費が掛かった。修理が終わるまで停電が無かったのが幸いであった。なぜこんなことを書いたかというと・・・

21日の昼過ぎに再びキュービクルの一時側開閉装置に、17日よりも更に巨大なヘビが引っ掛かって停電した。ヘビの祟りか??



●5/21 韓国の哨戒艦が爆発沈没したニュースを聞いたときに、誰もが「北朝鮮の仕業」ったに違いないからこそ、韓国は「北朝鮮の関与を否定」して、両国の関係維持を最優先した。「え~じゃぁ、何が爆発したの?」っていう可能性を説明出来ないままに「やっぱ、北朝鮮の魚雷」であったことが判明した。昨年の11月に黄海で起きた銃撃戦で北朝鮮が恥をかかされたので、その報復という噂もあるが、魚雷で相手を沈める・・・って、もろ戦争だ。

この後、北朝鮮がどういう態度に出るかで、マジで戦争になっちゃうかもしれない。韓国が軍事的な報復に出るとは思えない。韓国がいかに剣を鞘に収める理由を捜すかに掛かっているのだが、相手は「ごめんなさい」が言えない将軍様だし、もしかしたら自分の寿命を知ってしまったかもしれない将軍様が自暴自棄になっている可能性だってある。戦争になれば北朝鮮は国民総難民になってしまい、近隣諸国は大変なことに・・・それが歯止めになっている。飢えた国民が最大の防衛兵器か。



●5/19 ヘビはシューシューいいながらのた打ち回っている。この音が未だに耳に付いているのだが、これがヘビの声?なのか電気が流れている音だったのかは判らない。とにかくこのヘビを外さなければ、どうにもならない。炭ばさみを持って来て「これで外そう」っておじちゃんに渡したら「ばか、感電するじゃんか」・・・なるほど、炭ばさみみって鉄板そのままだもんね。この時思ったのは、慌て自分でキュービクルのドアーを開けていたら、焦ってこの炭ばさみでヘビと格闘、自分も感電していたかもしれない。

おじちゃん、意を決して点検用の絶縁棒を持った。どうするのかと見つめていたら、どんな早業?って感じで「焼へび」が飛んで来た。避ける間もなく私に当って足元にドサッ。煙が出てるし。酔いが一気に覚めたぞ!! ヘビやカラスが原因で停電になるっていう話はよく聞いてはいたが、まさか自分がこんな目に遭うとは。キュービクルの中はトランスが発生する熱で常夏状態。考えてみれば、ヘビや小動物が住み着いてもおかしくはない。もちろん大きな隙間が無い様に造られているはずなのだが・・・一度点検してみよう。

それにしても自分としては、けっこう冷静に対処したつもりだったが「6600v青大将と炭ばさみで格闘」しそうになったのは危なかった。



●5/18  変電設備を持つと「電気安全なんとか協会」の点検を毎月受けなければならない。これが15分でけっこうなお値段。普段は何の役にも立っていないように感じるが、こんな時には係りの老人が神様に見える。キュービクル内の1次側は6600vが露出してるから、キュービクルのドアを開けて原因が判ったとしても何も出来ない。老人の到着を待つ。運が良いことに?数年前から近所の安全管理者に換えていたのだ。

けっこうなお年寄りなので、現場に来ても対処出来るのか心配だったが、この時は背筋もピンと伸び、素早くキュービクルのドアを開けた。「臭!」煙も出ている。状況はかなりヤバそう。電気屋も呼んだ方がいいか?? 懐中電灯が照らし出したメイン開閉器には青大将が絡み付き、断末魔の様相でのたうち回っている。そりゃ6600vだもの既に半分は焼きただれて「焼きヘビ」状態だ。さっきまで、ドアの隙から漏れ出していた煙に、鼻を付けて匂いを嗅いでいたの思い出し「おぇ」っとなりそうになった。

安全管理者のおじちゃん「でっけぇヘビ。どうやって外すんだ?」・・・って、こっちが聞きたい。



●5/17 サカナを飼う・・・つまり養殖業だが、山奥で渓流からの水を取り込んでいる養魚場以外は、多かれ少なかれ電気の便利さに頼っている。自宅がある旧韮山町にある養魚場は、井戸から水中ポンプで水を揚げ、各養殖池にはモーターで回る水車が2機づつと養殖密度が過密になったときに補助的に活躍する循環ポンプが備わっている。当然これらは電気で回転している訳で、万が一停電になった時は巨大な発電機が自動的に作動して危機を回避する様になっている。

例えば、一番養殖密度が上がっているときに、それらの揚水ばっ気システムが停止すると、20分でサカナは酸欠で死に始め、1時間で全滅すると思われる。私はそんな緊張感ある生活を30年以上に渡ってしているのだが、最近は停電が少なく、またあっても数分後には回復するので、ちょっと油断しているのも確かだ。

今日も一日が、儲からないまでも無事終わり、マックスバリューの88円炭酸水で角を割って飲んでいた。あれ?突然の停電!! イチ、ニィ、サン・・・発電機が回るぞ!・・・と思ったら「シーン」という気味悪い静寂が続く。やば、発電機の故障か? このあいだ試運転したばかりだぞ。慌てて発電機とキュービクルがあるところに向かうと、微妙な煙。周辺の家は電気が点いている??? 煙はキュービクル(変電設備)から出ている。漏電?ショート?? 心臓ばくばく。さて、どうなんたのでしょうか。たった1時間前の話です。



●5/13 「もんじゅ」の運転が再開された。ついこの間・・・と思っていた「ナトリウム漏れ」事故から14年が経つんだそうだ。そうか・・・KFS開設の計画さえおぼろげな頃だったのか。その間の科学というかデジタル技術の進化は凄い。タイプライターやワープロさえも触ったことがなかった釣堀親父が、当時だったらスーパーコンピューター並みの性能のパソコン(ここは深く追求する部分ではありません)の前で、そのPCの100分の1以下の能力(ここも)を使って釣堀日記とか書いているわけだ。

でね、それだけのデジタル的進化や制御技術の発展があったのに、今回の運転再開に対して「やっぱ実用化は無理なんじゃないの?」って、素人に思わせてしまう程、高速増殖炉の実用化は困難・・・らしい。ことが順調に運んでも、実用化は40年先とか。そういえば、フランスのフェニックス計画とかいうのも「もんじゅ」よりも先に頓挫してしまったけど、あれって今はどうなってるんだろう。

3人寄れば「文殊の知恵」というが、新幹線の敦賀乗り入れを目論む福井県知事と、国会の先生方と、天下り系もんじゅ関連企業?が寄って「とりあえず再開すれば予算だって降りるし~、皆でハッピーじゃん」ってことの様な気もする。14年間も止まっていた巨大装置が今更ちゃんと動くの? って疑問もあるが、「もんじゅ」停止中の維持管理には1日5500万円が当てられていたというからから、そりゃ大丈夫だろ。



●5/10 先日、ラジオで聞いた話。アフリカやその他の熱帯の国々ではマラリアの脅威に晒されている。っていうか、アフリカでは毎年3億人が感染して100万人が命を落とすいうデータもある。私が2回利用した某アフリカ専門旅行会社では添乗員が次々にマラリアに侵されるそうで、社長も数回発病したことがあるのだそうだ。予防薬もあるが副作用が酷くて実用的ではないらしい。

マラリアは細菌でもウィルスでもなく、マラリア原虫と呼ばれる寄生虫が原因だ。寄生虫相手であるからワクチン開発は困難なのだが、現在研究中で数年後には実用化されるとか。そうなればアフリカへの旅も楽になる・・・って考えてしまうのだが、そもそもマラリアは現在の欧米や先進国では、ほとんど被害が無いために、ワクチンや治療薬の開発が遅れているとも聞く。

さらにマラリアを媒介する「ハマダラ蚊」の遺伝子を組み替え、マラリア原虫が寄生出来ないような「ハマダラ蚊」を作っ
て、自然界でそれを増やし、悪い方の「ハマダラ蚊」を駆逐する技術も開発されつつあるそうだ。



●4/28 GW直前ということで、今日は芦ノ湖に放流に行って来た。午前中はけっこうな雨が降っていたのだが、午後からは回復するという予報だったので油断していたら、現場ではザーザー雨。昨日に続いて、またまたずぶ濡れだ。ところが雨の中の放流が終わると雨が上がった。バーニーを連れていたので、ちょっと散歩。

放流場所は箱根関所後や箱根ホテルに近い、海賊船の桟橋辺りなのだが、実際にはそこで放流船に積み替えて芦ノ湖全体にくまなく放流する。で、その周辺をバーニーを連れて散歩すると、連休前なのに、けっこういるじゃん観光客・・・ところがほとんどが中国人や韓国人観光客。そうか~彼らにGWは関係ないものね。

バーニーを見つけると「一緒に写真撮らせて下さい」と何回も声を掛けられた。まぁ、食われちゃうこともないだろうし、バーニーもやけに付き合いがいい。暫く観察してみたが、数少ない日本人観光客の何倍もアジア系の方がいる。噂には聞いていたが、なるほど、今や外国人観光客で成り立っているんだなぁ・・・と思ったが、何だか国際化とはちょっと違う雰囲気に感じてしまうのは偏見か。



●4/26 先日、富士の宮に行って来た。富士宮は今や日本一のニジマス生産量を誇る町だ。市のサカナとしてニジマスが認定されているのも富士宮市ならではだろう。朝霧高原から富士宮市内に渡って、私が知っているだけでも20ヶ所くらいの養魚場がある。歴史は古く、昭和10年頃に養殖が始まったと聞く。

実は私の養魚場も、かつては富士宮に2ヶ所の養魚場を持っていたので、そちらに仕事に行った時には周辺の養魚場に挨拶がてらに寄ったりしたものだ。しかし、相続税などの事情により、富士宮の養魚場を始末?してしまってからは、ほとんど出掛ける用事がなくなってしまっていた。

そんなとき、ちょっとヤボ用?で組合長に電話をしたら「たまには出て来たら・・・」という話になったわけだ。現在の組合長は公私共に出来た方で(ごますりじゃなく)自分の養魚場の成績も非常に良い。ご存知の方もいると思うが、魚粉の高騰で養殖用の配合飼料の大幅値上げが目の前に迫っている。なのに大手の取引先からは「こんな時代だから・・・」とニジマスの値下げの要求は当然ある。業界全体が疲弊していく中で大変な苦労をしている。



●4/21 アイスランドの火山噴火が航空機に与える影響が深刻になっているが、ここでぼちぼちと運行が再開され始めた様だ。いずれにしても余分の便数を飛ばすことはないだろうし、あれって待っていた人は、どういう順番で乗れるの? 天災だから遅延保障もないだろうし。この影響はこれから出てくるのか。火山灰の影響でエンジン故障とかあったら、ますます完全復活は難しくなっちゃうぞ。

知人がGW中に計画していた海外パック旅行は早々と中止になったとか。まぁ、行き先がアイスランドだからしょうがないか。でも、他のヨーロッパ旅行だって催行中止の噂があるが、どうなってるんだろう。この場合、原因が天災だから旅行者はキャンセル料の必要はないが、かき入れ時にキャンセルが相次ぐと、それでなくても不景気で経営が厳しい小さな旅行会社はヤバそう。

キャンセルした分が国内旅行に回るのか? それとも益々「巣篭もり」が流行るのか。間違っても管釣りには回って来ないだろうなぁ。



●4/20 ここへ来てのこの寒さ。家庭菜園で野菜の苗を植えた方は枯れてしまったかも。先月末の冷え込みでは近所の畑でも被害があったようだし。風が吹くと桶やが儲かるって言うのがあるが、冷え込みのせいでホームセンターの苗屋?が儲かるかも。実は私もアユ養殖池のビニールハウスの中で、ほんの少しだがトマトやキュウリの苗を作っている。KFSのスタッフの家庭菜園用だ。実は13日にKFSに持って行って分けてしまおうと思っていたのだが、仕事が忙しくて後回しになっていた。それが幸いして、苗はビニールハウスの中で無事に過ごしている。いくらなんでも来週早々には厳しい外の世界に出ることになるだろう。

毎年「今年は異常気象」と騒がれるが、今年は正しく「異常気象」の様な気がする。ウナギの稚魚は記録的な少なさ、駿河湾の稚アユは小さかった、サクラエビも遅れている。キャベツは1個400円以上とか。野菜はプロのお百姓さんが作っているので、少々の異常気象で全滅なんてことは有り得ないが、それでも苗作りのこの時期に天気が悪いことは、やがて影響してくるはずだ。トラウトだって河川水で飼っているところでは、水温がなかなか上がらないので、成長が遅れるはず。偉そうになった人間の知恵も、天気がちょっとヘソを曲げるとこのザマだ。



●4/13 ちょっとの大きくプリントする写真があったので、久しぶりで近所のキタムラに寄った。フィルム時代は10日に1度は寄ることがあったが、最近では2ヶ月に1度? 今年になってからは、例のカシオ20倍ハイスピードカメラの「価格を聞きに」行っただけだった。で、そのキタムラが空いているかと思うと、けっこう賑わっている。ということは、私はキタムラから「要らない客」に事業仕分けされた人種になるらしい。

世間がデジタル化していくと、業界や店によっては劇的な変化をする。一番分かり易いのが写真屋さんじゃないだろうか。10年前は新製品なんて、めったに?出ないから陳列棚なんていつも同じ。それが今や行く度に新製品が溢れている。「新製品」って書いておいてくれないと、オヤジには全部が新製品に見えてしまう。

かつては店内を徘徊し、スタッフと小難しそうな「写真談義」をしていた「カメラオヤジ」は、ほぼ絶滅。変わりに台頭して来たのが「これって、かわいいじゃーん」系子連れママだ。だからってイケ面風店員が増えたかと思うと、そこまでは手が回らないらしい。



●4/8 この社長さん・・・以後T氏とする。T氏は息子さんを難病で失ったり、勤めていた会社でストレスから胃を切除したり・・・と苦節の後に養殖機器の会社を立ち上げた。それまでの養殖機器は汎用のモーターやギアを使ったものがほとんどで、T氏が養殖専用として販売を始めた機器は、それ専用の機材が使われていてた。それまで他の釣り道具を流用していた管釣り界に、エリア専用スペシャルが登場した様なものだ。

水冷式の専用モーターやオリジナル部品を使うことによっての、保守と信頼性の向上は画期的であった。現代の養殖業では、機械のトラブルは即サカナのロス(死)に繋がる。私が今のアユ養殖池を任せられたのは23歳の頃だったが、ポンプや水車が壊れるのは日常茶飯事。停電もあったので、それらからサカナを守る?のに神経をすり減らしていた。実際に事故も多く、夜中に水車が止まってしまい、サカナが全滅・・・なんてことは何処の養魚場でも当り前であった。

T氏には、何回か遠くの養魚場視察にも連れて行って貰ったので、その内そんな話も。



●4/7 一昨日、養殖機材の注文で某社に電話をしたら、今では仕事を息子さんに任せて隠居?会長?退いてしまった親父さん?が出た。会社といっても3-4人でやっているのだが。ここの親父さんには若い頃から世話になっている。もちろん自社製品を売りたいからなのだが、よくKFSの養魚場にも来られて仕事を越えた有り難い話を聞かせてもくれた。

思えば、初めて会ったのは私が独身の頃だったので、もう30年も前のことになる。最近は会社に電話しても息子さんしか出ないので「あ~ボケちゃったのかな?」と心配していたが、話してみれば相変わらず元気な関西弁でいろいろな話をしてくれ、私としては珍しく30分以上もの長電話になってしまった。

当然「不景気で困ったね。もう我々業界も終わりだ・・・」「養魚場が儲からないから養殖機材の注文もない。あるのは古い機器の修理部品だけ」。長々と話をして、最後に「修理部品だけ」を注文するのが辛かった・・・。



●4/4 先日、三島の焼き鳥「三楽」に行って来た。この辺りでは有名な焼き鳥屋で昔から人気がある。子供の頃、親父かなぁ??誰かに連れて行ってもらった記憶があるし、20代の頃は友人と何回か行った。かつては養魚場のスタッフも良く行っていた。私の中では焼き鳥と言えば「三楽」なのだが、最後に行ったのは・・・何時だったかなぁ? 20年前・・とか。で、先日、突然長女が「焼き鳥食べたい」というので「それじゃ三楽に行ってみるか」ということになったわけだ。

三楽は数年前に全焼して主が死んでしまった。現在は誰が経営しているのか詳しいことは知らないし、店もすっかり綺麗に現代居酒屋風になってしまったので昔の面影はない。スタッフは若者ばかりで「一串入魂」と描かれたTシャツで、きびきびと働いていて気持ちがいいが、昔ながらの焼き鳥屋っていう雰囲気は無くなってしまった。

焼き鳥はどれでも1本100円。もちろん美味い。三島は飲み屋が多いが、それも最近の不景気を反映しているかの様に落ち込んでいる。その中でほぼ満員状態だったのはさすがだ。何かちょっと勉強したな・・・って気分で三楽を後にした。



●4/1 で、上って来た地下鉄の入り口へ戻って、乗るべき地下鉄が上りか下りか分からない。やば・・と思ったが、そこは用意周到、ホテルの近くの駅名を書いたメモがあるじゃんね。方角が分かれば、3駅乗って乗り換えて、また3駅さ。

と、ところが、そのメモを駅員にみせる怪訝そうな顔で、降りて来た方角を指す。そーなんです。最初に駅名だと思ってメモしたのは「入り口」の看板だったのだよ。行動不信の東洋人を見て、係員がパスポートを見せろと言う。え~パスポートはホテルに預けてあるじゃん。当時のソ連、しかも地下鉄じゃ言葉はまったく通じない。やばいぞ、KGBに拘束されてシベリアで強制労働か。 

どうも感じから「観光客か、泊まっているホテルは?」と聞かれていることは分かった。で、当時、外国人観光客のほとんどが泊まらせられる「ロシアホテル」を告げた。「テンダラー」?? 10ドルか? そんな言葉だけは知ってるんだ。 いきなり罰金? 係員はそれをポケットにしまうと、出口に向かった。近くに居たクルマの運ちゃんに何やら言って、再び「テンダラー」。運ちゃんにそれを握らせると、クルマは夜のモスクワをぶっ飛ばして「ロシアホテル」から、ちょっと離れたところで止まった。

あ~・・怖かった。

なんだ20ドル、2000円で解決かよ・・・って思うかもしれないが、当時は1ドルが305円、なんと6000円の大冒険だったのだ。当時、ラーメンは200-250円でした。しかもソ連人はドルが非常に貴重。ドルでしか買い物が出来ない「ドルショップ」があったくらい。ドルキャッシュの威光があった時代だ。

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