| 私の養殖日記2010/01-03 | |||
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●3/31モスクワの地下鉄でテロがあって、大変な惨事ととなった。チェチェンの虐殺はロシア政府がやったのだからテロではないが、戦争じゃないのに人を殺すのは殺人である。まぁ、そんなことはさておき、大昔、モスクワの地下鉄で面白いことがあった。1977年の話だ。当時のソ連といえば「鉄のカーテン」。観光でもそう簡単には行ける国ではなかった。 観光客は政府が決めたホテルに「軟禁」されて、観光には国営旅行社のガイドが必ず着いた。夕食後、ホテルをひとりで抜け出し地下鉄に乗った。モスクワの地下鉄は非常に深く、しかも豪華。大理石だったりする。戦争時の地下シェルターを兼ねるということだ。。何処へ行くという目的はなかったが、お役人ガイドが連れて行かないような普通のモスクワを見てみたかったのだ。ホテルの近くの地下鉄駅の看板をメモ・・・これがキリル文字。乗り換え駅でもメモ。もちろん地上に出た駅もメモ。分かり易いように3駅行って、そこで乗り換えて3駅。帰りはこれを見せながら乗れば完璧さ。 深い地下から長いエスカレーターに乗って出た地上は、何てことがない住宅街。店もなければ人影も少ない。東京だったら、とりあえず駅前商店街があるんだけどね。10分ほど散歩して帰るか・・・ここで事件が勃発。 ●3/30 そろそろ水温む季節なので、中伊豆と天城湯ヶ島のお得意様のところに顔出しに行って来た。昨日は大荒れの天気、一部では雪も降ったので大丈夫かな?と、朝、箱根や天城の山を見たら、白くはなっているものの大丈夫っぽい。朝イチは雪が残っていても、天気がいいので直ぐに雪は解けるだろう。念のためトラックの荷台の後方に25kgの塩袋を2袋乗せておいた。後輪のトラクションを良くするためだ。 途中8分咲きの桜の花に雪が積もっていた。そういえば、こんな風景って珍しくない?? 少なくとも写真に撮ったのは初めてだ。目的地は中伊豆でも冷川峠に近い山奥。幹線道路?を外れて現場まで、もう少し・・・ってところで雪が積もっていた。最終目的地までクルマで入ってしまうと出られなくなってしまうかも。バーニーとトラックを降りて歩いた。バーニーにとっては初めての雪。興奮気味に飛び回る。 雪がバーニーに良く似合う。本来はこういうところで育つ犬なんだ。人間の身勝手で、くそ暑く狭苦しい日本で生きてるんだなぁ・・・と思った。 ●3/28 そういえば、そんな話もあったな・・・イトカワ探査衛星のハヤブサ。それがこの6月にも地球に戻って来るというのだ。打ち上げられたのは2003年5月、なんと7年間を掛けて「小惑星イトカワ」の探査を終了して帰って来る。なんて宇宙的な話なんだろう。推進装置は「イオンエンジン」。何だか知らないけどSFみたいな響きだ。 もともとは2007年には帰って来る計画だったが、故障があって遅れた。って、3年遅れても帰って来るっていうのも不思議な話に聞こえる。軟着陸には失敗してしまったが、金属弾をイトカワに当てて、飛び散った砂?を回収する作業は成功したらしいので、帰着後の分析も興味深い。私が中学3年の夏、アポロ11号が月に着陸して「月の石」を持ち帰った。あれから40年が経つのに、人類は新たな惑星や衛星からのサンプルを回収したことがない。 ●3/24 今日は久しぶりに芦ノ湖の放流に行って来た。運転手兼インストラクターが長期休暇に入ってしまったからだ。よりによって天気が悪い。さすがにこの時期になれば雪ということは、まず有り得ないので安心だが。 実は昨日も芦ノ湖に行っていた。先週、芦ノ湖漁協の事務局長の橘川氏が亡くなって、そのお葬式だったのだ。橘川氏は芦ノ湖にレインボーの放流が始まった当初から、漁協の仕事だけでなく、商工会や青年会、消防団子ども会等、常に積極的に行動し、地元箱根町だけでなく我々養殖釣り業界にあっては、絶大なる信頼を置かれていた。まだ58歳という若さ。芦の湖の釣りのために駆け抜けたような人生であった・・・合掌。 40cm位のブラウントラウトを100匹ほど、内緒?で供養放流して来た。 ●3/23 書くことないから、この間のトレッキングの話。ゴサインクンドから4600mのラウレビナ峠を降りていた時のこと、ガイドのギャルツェンが「あそこがTGが落ちたところ」って指差す、ネパールでTGっていえば「タイ航空」のことだ。「え? なんのこと?」。ネパールで飛行機事故といえばバブルの頃、エアバスがカトマンズ郊外に落ちて、日本人も多数の犠牲を出したことが思い出される。どうもその事故のことらしい。1987年を最後に1995年までネパールに行ってなかったので、すっかり忘れていた。 その山の標高は4000mくらいで、その中腹に突っ込んだというから、1400mのカトマンズ空港を飛び立ってから10分後くらいに衝突したということか。当時は霧が濃かったというが、そんなことで山とぶつかる危険があるとしたら、飛行機なんて恐ろしくて乗れないぞ。この事故の後、カトマンズ空港は多少なりとも近代化された。野っ原だった地方空港の滑走路も舗装された。 ●3/22 昨日は雨風も凄かったが「黄砂」も酷かった。9時頃になって天気が回復してくると、何だか景色が茶色っぽく見えた。黄砂だ。ゴビ砂漠やタクマラカン砂漠の砂が舞い上げられて、季節風に乗って日本にやって来る。まったく中国はろくなもの送って来ない・・・いやがらせか? って思うこともあるが、発生源であるそれらの砂漠に近いほど被害は甚大で、交通や生活に支障をきたすことは珍しくもない。つまり黄砂は「中国の秘密兵器」ではなくて、あくまでも自然現象なのだ! って、当たり前なのだが。 ゴビ砂漠やタクマラカン砂漠といえば、シルクロード、西遊記、東方見聞録・・・太古の昔からドラマの舞台であり、今でも何となくロマンティックなイメージだ。現場に行ってみれば、そんな雰囲気にも浸れるのだろうが、何千kmも離れた日本では迷惑なだけ。砂漠を旅するとロバやラクダ、人間のウンチも乾燥しきって、やがて粉の様になって砂に混じってしまう。特に集落の周辺ではそんな様子が克明に観察出来る。粉になってしまえば当然砂よりも軽いだろうから、そんな「お粉」も混じって飛んで来てるんだろうな・・・と思えば、シルクロードを旅してる雰囲気に浸れる・・・というもんだ。 ●3/19 「ドーハの悲劇」再びか・・・と思われたクロマグロの商業取引禁止なんとか会議だが、なぜか?大差を持って日本が勝った・・・じゃなくて反対議決された。ありがたいことではあるが何となく意外な感じがするのは「やっぱ、食べ過ぎなんじゃない、日本人」って思いがあるからか。 そもそも、なぜワシントン条約?って感があった今回のマグロだが、そんな簡単に商業取引を禁止に出来る威光があるなら「人類が滅亡する可能性があるから」武器の商業取引を禁止にする! くらいのことはブチ上げて欲しいものだ。そうなると、今回「マグロは食っちゃいかん」なーんて言っている国は「それじゃぁ人殺しが出来なくなっちゃうじゃんか。アフガンやイラクの奴らと、クジラやマグロを一緒にするな」って本気で言いそうだ。 それにしても、確かに日本人はマグロに関わらず旨いもの食い過ぎ。直ぐに「食文化」がどうしたこうしたって言うが、こんなに食物を粗末にする今の日本には「食文化」を盾に諸外国の理解を得るのは難しいぞ。で、昔に戻って米と野菜やイワシばかり食ってると、「おらっちの牛肉輸入しないと、お前らのクルマのブレーキが壊れるぞ」って脅かされそうだし。 ●3/18 今年は海産稚アユが獲れなくて困っていが、今頃になって、けっこう獲れ始めた様だ。なぜか今年は魚体が小さいので・・・っていうか小さいのしか採れない・・・3月に入ってから池入れしても夏の最盛期には間に合わない。したがって引き取り手がいないという困った状況になった。 かつては「とりあえず買っておけば」いつかは売れて金になったのだが、年々そうは行かなくなって来た。駿河湾の、特に沼津で採れる稚魚は非常に小さいので、付き合いで1台買うか・・・なんてことになると10万匹位いたりするから大変なことになる。先日1台だけ入った稚アユは、総量だと120kgしかないが、平均魚体重が1g以下だったので軽く15万匹はいるだろう。ただし一昨日大小選別した結果、小さい方のロットは0,8gくらい。マッチ棒ほどだ。これが製品サイズに育つのは8月。魚病などでつまづけば完全に販売時期を逃してしまう。 日本の政治や経済状況を見てると「今年の夏は去年よりも売れるだろう・・・」なんて期待はまったく出来ない。そんなだから買い手もいない。という理由で、今年の淡水馴致のための潮汲み(業界用語・・海から養殖池に海水を運ぶこと)は明日で終わり。 ●3/16 3月5日に入った海産稚アユの大小選別をした。購入時には0,3gくらいのシラスから1,5gくらいの小アユまで混じっていた。シラス状のアユは淡水にすると死んでしまうので、毎日トラック代の海水を養殖池に入れなければならない。しかもエサは大きなアユが先頭になってがんがん食べてしまうので、小さなアユは何時もで経っても淡水に耐えられるだけの体が出来ない。こうなると延々と海水が必要となってしまうばかりか、順調に育っているアユも海水が混じっているせいに病気になり易い。 しかも個体差が大きくなれば共食いもする。500匹の大きな固体が、毎日2匹づつのシラスアユを食べてしまったら、1000匹/日のスピードで減耗していくことになる。だから早くに大小選別をしたいところなのだが、海から池入れして直ぐに選別すると、ストレスからか大量死することが多い。そこで選別のタイミングを図るわけだ。この1回戦目の選別が歩留まりを大きく左右する。 小さな固体を集めた方の養殖池には、もう数日海水を投入する。大きな方は完全に淡水に馴致して十分なエサを貰ってグングン育つ・・・はずだ。 ●3/15 カシオEXーFH25 中間レポート。 さて、先日買ったカシオのハイスピードカメラだ。使ってみての第一印象・・・機能が多過ぎ? 使いこなせたらすっげ~のが撮れそうだけど無理。スペックから想像して「だめっぽい」と思っていた20倍ズームも、三脚を使えば「意外と良く写る」。ただし520mmは普通に液晶ディスプレーを使って撮ったら、95%ぶれぶれだ。カタログの写真では遠くの我が子が綺麗に撮れているが、あれは奇跡に近い。広角26mmから超望遠520mmをカバーするスーパーデジカメでもあるのだが、普通の写真はその辺のちっちゃいデジカメの方が良く写る。 多機能ぶりは凄まじく、秒間40枚連写やストロボ連写。流行の顔認識はもちろん、被写体が動いた瞬間にレリーズするとか、シャッターを押す2-3秒前からの映像が記録されてるとか、要はシャッターチャンス優先を極めるための機能が満載だ。これは明らかに「運動会や遊戯会で活躍する我が子」を撮りたいお父さんお母さん向けなんだろうけど、なかなか難しい。今の若い夫婦はデジタル育ちだから使いこなせるのかもしれないが。 ●3/10 年末年始の休みが終わった途端に、KFS前の用水池の水位が下がって来た。これはKFSより富士山寄りの長泉町や裾野、御殿場市にある工場群が操業を再開し、地下水を揚げ始めたからだと思われるが、年々深刻な問題である。あの用水池は池そこに幾つもの湧水ポイントがあって、富士山からの雪解け水が湧いて来る。言い方を変えれば、あの池の底は穴だらけなのだ。 ということは、あの用水池の水位はKFS周辺の地下水のレベル。つまり、あの辺りは地面を掘って水脈に当たると、あの高さまで水が湧き出るということ。KFSは用水池の通常水位よりも1m以上低いところにあるので、用水池に水が残っている限りは、用水には不足しない。用水池がカラカラになって初めてKFSの水も減ると思われがちだが、実際には水が湧き出る圧力が減るので用水池の水位に比例してKFSの水も減ってしまう。見た目に変化が無いのは、池底がコンクリートになっているので水が漏ってしまわないからだ。 昨年は大雨を降らせる台風も少なかったので、これから春に掛けての水不足は決定的だ。景気は益々冷え込みそうだというのに、せめて地下水だけでも例年並みで経過して欲しいものだ。 な~んて、先日「泣き言」養殖日記をアップしようと思っていたら連日の雨。3月に入ってからの入場者数は例年の半分にも満たないが、その代わりに水が増えて来た。 ●3/9 今日も雨、しかも午後からは、けっこう本格的に降り始めた。午前中は韮山の養魚場から12-15gくらいにまで育ったアユを500kg程、KFSの養殖池に運んだ。1g前後で池入れして50日、13倍の大きさにまで育ったことになる。アユが売れるのはGW後なので、後50日。この後も50日間で13倍に育つとしたら、魚体は200g近くになって商品サイズを倍もオーバーしてしまう。 アユでもレインボーでもそうなのだが、小さい内は魚体重の5-6%もの配合飼料を食べ、しかも稚魚用の配合飼料は栄養価が高いのでがんがん大きくなる。タバコサイズに育つと給餌の絶対量が増えるので、成長を追及した高価なエサよりも、成長とコストのバランスが取れたエサに切り替える。しかも魚体重に対する給餌量も減って来るので、成長スピードは落ちる。だから後半の50日間は5-6倍くらいしか成長しない。 ここで間違えていけないのは、相対的な成長スピードは落ちるが、日々増加していく魚体重は加速して行くことだ。10gのサカナが5%のエサを食べても0,5gだが、50gのサカナにとっての3%は1,5g。この頃から養殖池は急速に限界環境に近づいて行く。 ●3/5 週末に掛けては釣堀日記を通して、釣果情報や放流計画をアップするように心掛けているのだが、今週はやっと待望の海産稚アユが入ったので、どうしてもその話題になってしまう。駿河湾と各河川との関係がどうなっているのかは詳しくはないが、今年は稚アユが採れる場所が例年とは違うようだ。20年も前には伊豆の西海岸で幾らでも獲れたのだが、平成に入った頃から減り始めた。 代わりに清水や由比辺りで獲れるようになったのは、そちらにアユが移動したということではなく、その辺りでの稚アユ採捕が盛んになったからだと思う。海産稚アユはその資源を保護するために、駿河湾での総捕獲量が決められている。で、伊豆半島側で不漁が続いたので清水や由比に漁場が移った・・・ということじゃないか。あくまで推測であり、海は漁業権や複雑な利害が絡まっているので、素人には良く分からない。 今日の稚アユの引き取りは「三津シーパラダイス」の隣であったのだが、自宅からトラックで15分という近さ。この辺りで稚アユが採れてくれると、ありがたい。というか、昔からこの辺りで稚アユがたくさん採れたので、ここに養魚場を造った訳だが。 ●3/4 なーんて愚痴を書いたら、今朝になって「ひとくち回すよ」と電話が。やはりぼちぼちは獲れていたのだが民間業者に回す余裕はなっかた様だ。今年の駿河湾は変だ・・・って、毎年、何だかんだと変なのだが。太刀魚が異常にたくさんいたのは釣り人を喜ばせた。その後、大量のハリセンボンが湾内に入って来て、TVでも報道される大騒ぎに。漁師の話だと、黒潮に乗って駿河湾に迷い込んだハリセンボンは、黒潮においていかれ水温が下がった駿河湾内で全滅した・・・と言うが本当のところは定かではない。 私など、今年の海産稚アユは皆タチウオとハリセンボンに食われてしまったのかと思った。そんな理由で、今日は午後から三津の海に海水を汲みに行った。かの有名な?「三津シーパラダイス」の隣の内浦漁協の施設内で汲ませて貰うのだが、その港湾内に稚アユを蓄養してある生簀を二つ確認。不漁の今年は、それが「お宝」に見えてしまった。その稚アユを買って、半年間育てて売ったからって儲かる保障ははないどころか、損の上塗りになる可能性だってあるのにね。 ●3/3 ひな祭り・・・って関係ないけど、今年は海産稚アユが獲れなくて困っている。多少は獲れているが民間業者に回って来るのは何時になることやらの不漁が続いている。駿河湾の海産稚アユは配給制度を取っているので「金を出せば買える」っていうものではない。大人しく配給の順番を待つ。一番優先されるのが全てをかの側に放流することになっている狩野川漁協、次が静岡県アユ種苗センター、それでの余裕があれば民間業者に回ってくるという、極めて理にかなった仕組みになっている。 ただ、希望している数量が確保出来ないと、一番困ってしまうのが民間業者なのだ・・・他は潰れないし。といってどうにもなるものではないので、ひたすら待つ。でも時々係りに電話して「まだ・・?」とか聞いてしまう。私がアユの担当?になったのは24歳の時だったので、もう30年もこんなことをやってる訳だ。その中で1年だけ、まったく海産稚アユを配給して貰えなかったことがあった。当然そんな年は大赤字となる。 海産稚アユの採捕期間は2月1日から3月31日まで。さぁ、今年はどうなることやら。 ●2/25 今日は静岡県鮎組合の会合があって浜松まで行って来た。静岡県は日本で3番目の養殖アユの生産県であって、特に浜名湖地区は、かつての養鰻業者がアユ養殖に転じたために、ピーク時には20軒近い業者があっと聞く。静岡県には他にも伊豆半島やKFSがある東部地区にも、幾つかのアユ養殖業者があった。 組合といっても共同出荷や資金貸付業務などはしてなくて、種苗の確保や県への各種陳情を有利にするためだけの、ある意味「健全組合」である。非常勤の女性事務員がひとりいるだけだし、バブル後の不景気とサカナ離れによる鮎減産のダメージも受けなかった様だったが、ここ10何年か続いている鮎業界(というか養殖業界)の構造不況化した状況の中で廃業してしまう業者が多く、組合自体の存続が危うくなって来たのだ。 ●2/23 昨日2月22日、にゃんにゃん・・・猫の日だったんだそうな。我が家も、雑種X2→ペルシア→ホイミ・・・と長いあいだ猫がいたが、昨年の12月に17年間生きたホイミが死んでしまってからは「無猫生活」が続いている。バカバーニーがいるから寂しくはないのだが、意外?なことが原因で「猫を飼うか?」ということになりつつある。 なんとネズミが急に増えたのだ。天井裏まで走り回る始末。こんなことは初めてだ。今までのホイミの仕事ぶりに感謝しきり。それにしてもホイミが死んだことがバレたのか、単純に最近あの猫がいないからいいなぁ・・・ってノリなのかは知らないが「野生の掟」を見た思いがする。 問題は「ネズミを獲れる猫」がいるかどうかだ。草食系猫は困る。どこかにハンター猫の子供いませんか? ●2/22 これから主流になりそうな3D映画だが、中央付近に座らないと見難いらしい。チケットを買う時にそう言われた。平日の昼の田舎の映画館だから、開演滑り込みで入っても良い席を確保出来たが、週末なんかはどうなってるんだろ。でっかい釣り池で一箇所にサカナが溜まってるのと同じじゃんね。この時も観客は20人足らずだったのだが、中央の3列が縦にきっちり埋まっていた。これは異様な眺めであった。 でも映画って高くない? 基本料金?1800円に3Dメガネが300円。協定価格っていうのがあるのかどうかは知らないけど、日本中何処でもこんな感じ。高コスト体質の日本だからしょうがないのかもしれないが、国民総引きこもり症候群に陥りそうな時代に、わざわざ映画を見に出掛けるヤツは益々少なくなってしまいそう・・・自分がそうだし。 ●2/21 遅らばせながら「アバター」を観て来た。新作を観に映画館へ行ったのは何年ぶりだろう。近所に出来たシネコンまでは歩いて行けるのにね。感想は面白かった!! これほど「全然たいしたことない」「すっげ~面白かった」と意見が分かれる映画も珍しい。映画は「非日常な空間」と思っている私には「スターウォーズ」以来の感動?であった。 話題の3Dだが、見始めの10分くらいは物珍しさもあったし、実際になかなかの迫力だったのだが、期待が大きかっただけに「あれ?」っていう感もあった。暫くするとそれに慣れてしまうのか、最初の迫力が持続しない。で、3Dメガネを外してみるとぺらぺらに見えてしまうから、やっぱり画期的なんだろう。 「アバター」に関しては、いろんな感想が書かれているが、宮崎駿アニメの実写版って言うのが一番分かり易いと思う。マトリックスもちょっと混じってたけど。 ●2/18 昨日は先月に入池した人口孵化アユの大小選別をした。大きい方は3-5g位に育っていて、4週間で約3,5倍近い成長となった。アユはこれくらいのサイズの時は成長が著しく、10日間で2倍に成長させることも難しくはないが、特に人工孵化アユの場合は、エサの与え過ぎが全滅という結果を招くことは珍しくない。 今年は稚魚の入池が3週間遅れとなったので、少しでも早く成長させようとエサをたくさん与えたくなってしまう。ここで計算通りにやっていくのがプロな訳だが、健康的な腹八分状態のアユは「腹減った~・・」と池の周囲をエサを求めて泳ぎ回る。早く成長させれば金になるという現実の下、経営者としては「エサを控える」ということは「分かっちゃいるけど」難しい。1日に4回給餌をするのだが、魚体重の4%とか給餌量は決まっている。1回に魚体重の1%が基本なのだが、どうしても、ちょっと「おまけ」とかいって余分に与えてしまうのが性ってもんだろう。 人間も給餌機から毎回決められた食事を与えられれば健康的なのだが。 ●2/16 長島と加藤はがんばったが、その前に壊れてしまった整氷機に話題をさらわれそうだった。国母君は、もっとマスコミに話題を提供してくれるし、何かと話題が多いオリンピックではある。しかし、あの国母って純粋に頭悪いとしか思えない。「服装の乱れ」はともかく、その後の記者会見。あれは「バカ丸出し」であった。「ごめんなさい、これから気をつけます」って言えば済むものを「いきがった中学生」よりみっともない。 あれじゃぁ競技に勝っても負けてもカッコ悪いじゃんね。11歳の時から才能を見込まれてスノボーひと筋でやって来たというが「スノボーやるとバカになっちゃうの?」って思った子供もいるかもしれない。品格まで追求される相撲はともかく、一般のスポーツだって礼儀くらいはわきまえていないと、亀田3兄弟みたいになっちゃうぞ。 あれでメダル取って、表彰式で帽子を取ったら丸坊主。「ご迷惑掛けました」って言えたらヒーローだけどね。 ●2/15 シャッター商店街とか言われるが、ここの場合は次々に取り壊されて、更地や駐車場やアパートになってしまっている。ここのスーパーも地元民に愛されてがんばっていたのだが、直ぐ近くの道路沿いにマックスバリュー(我が家の裏)がオープンしてしまい、そうとうヤバそうだ。その寂しくなってしまった商店街を代表する老朽建築の「元役場」が、いよいよ取り壊されることになった。この辺りはそれなりに家が建て込んでいるので、バーニーの散歩に来ることも少ないのだが、先日、何の気なしにそこを歩いたら、まさしく元役場が取り壊し作業に入るところだった。 これは「最後の姿を見ておくれ」と呼ばれたのかなぁ・・・という気がして、一度自宅に戻りデジカメを持って来た。まだ朝が早く薄暗かったので綺麗には写らなかったので、翌々日に再び9時過ぎに行ってみると、解体作業の真っ最中。韮山には幕末に活躍した江川太郎左衛門の住居であった「江川邸」や、源頼朝にまで遡れる古いお寺も幾つかあるが、私としては、そういう「偉い建築物」よりも、身近な文化財?が散歩道の景色の中から無くなってしまうことの方がインパクトがあった。 ●2/14 バーニーを連れて散歩する時に、韮山商店街を通る。正確にはなんて呼ばれているのかは知らないが、かつては伊豆箱根鉄道韮山駅から昔の役場前を通って山沿いの寺まで続く道沿いにある商店街なので、個人的にはそう呼んでいる。その役場は30年以上前に、すぐ北側を立派な道路が走るようになって、そちらに新築されて、しばらくは公民館的な役割をしていた。何年か前から「文化財保護・・」とかいう難しい施設となっていたが、ついに老朽化のために取り壊されることになった。 おそらく、この役場が現役だった頃には、その周辺の「商店街」も華やかだったに違いない。それが道路が新しく出来ちゃうは、役場は引っ越しちゃうは、近所に大型店が出来るは・・・ですっかりひなびてしまった。私は30年前から、その近所に住んでいるのだが、その頃はまだ、この商店街で買い物をすることがあった。やはり知らない間に、買い物はクルマで行けるスーパーやコンビニということになった。みんながそうなったので、いまやこの地元商店街にはちっちゃいスーパー、酒屋、弁当屋、洋品店、寿司屋、菓子屋、床屋が1軒づつという寂しいことになってしまった。 ●2/4 昨日は先月に入池した人口孵化アユの大小選別をした。大きい方は2,2g-2,5g位に育っていて、2週間で約2倍近い成長となった。アユはこれくらいのサイズの時は成長が著しく、10日間で2倍に成長させることも難しくはないが、とく人工孵化アユの場合は、エサの与え過ぎが全滅という結果を招くことは珍しくない。 今年は稚魚の入池が3週間遅れとなったので、少しでも早く成長させようとエサをたくさん与えたくなってしまう。ここで計算通りにやっていくのがプロな訳だが、健康的な腹八分状態のアユは「腹減った~・・」と池の周囲をエサを求めて泳ぎ回る。早く成長させれば金になるという現実の下、経営者としては「エサを控える」ということは「分かっちゃいるけど」難しい。 1日に4回給餌をするのだが、魚体重の4%とか、給餌量は決まっている。1回に魚体重の1%が基本なのだが、どうしても、ちょっと「おまけ」とかいって余分に与えてしまうのが性ってもんだろう。サカナの養殖の仕事は、かなりアナログなのだが、こと人工孵化アユに関してはデジタル的管理が必要となる・・・苦手なんだよね。 ●2/3 サウナが復活した。なければ無いで何てことはないのだけれども、あれば入る・・・程度のものだ。腰痛持ちなので、今頃のように寒い時期は、夕方になると腰が痛いし足が重くなる。で、サウナを使うとウソのように軽くなる。これは腰が温まったからなのだろうから風呂でも同じ効果があると思われる。 私の場合、サウナの最大効果は「中で本を読む」ことだ。最近はPCも触ったりしなければならないので、本を読む機会が減っていたところに、老眼が進んで更に読書というものから離れてしまいがちだ。電話ボックス型のサウナなので、中は超狭い。行儀良く腰掛けるのがやっと。そこで内部の照明を明るいモノと交換して本を読むことにした訳だ。 実は子供の時から、本は寝床に入ってから読むもの・・・だったので、こうやって座って読むと、実に読み易いことが分かった。そうはいってもサウナに入っていられるのは20分間が限度なので、薄い文庫本でも1週間は掛かってしまう。その間に汗と熱で、本がよれよれになってしまうのが問題だ。特に接着剤で背を閉じてあるヤツは、早く読まないとバラバラになってしまうから要注意である。 サウナで汗をかくとビールを飲み過ぎるから、体には決して良くないと思っている。 ●2/2 で、見つけたのが床暖房用のサーモスタット。各種あるが高いもので5万円。なんと一番安いのは7000円!! 適応温度も20-80℃と理想的。さっそく購入となったのだが、この会社のHPからの注文が素人っぽい。きっとネットで注文するヤツが少ないんだろう。買い物かごとかなくて、メールでこれ売って下さい・・・って感じ。しかもご丁寧な返信メールまで頂きまして「送料や代引き手数料で8000円にもなりますが、よろしいんですか」とか。使用説明書や回路図まで添付してくるし。 サウナの天板部分を外すと、コントローラーから各ヒーターへの配線が現れるのだが、コネクターのひとつが明らかに加熱が原因と思われる劣化が始まっていた。しかも、なぜかそこには買った当時のパンフレットが置いてあった。危ないじゃんね。そのパンフレットを見ると小売希望価格47万円! まぁ、こういうものは30%引きが当然としても30万円以上はしたことになる。会社名もあったのでネットで検索してみたら、当然のように今は営業していないようだ。 なぜか「統一教会」がここの会社のサウナを売っていてような記事もあった。数奇な?運命を経て、今は我が家のガレージに収まって、最新のサーモスタットで蘇ったってわけだ。 ところで、サウナが体に良い・・・ということに疑問を持っているのだけど。 ●2/1 何時か書いたっけかなぁ?? 実は家庭用のサウナを持っていて、けっこう使っている・・・いや、いた(過去形)。電話ボックスみたいなヤツで貰い物だ。夏の暑いときにサウナに入って、更に暑い思いを体に覚えさせれば、暑さに対して抵抗力というか順応力が高まると考えて実行している。実は夏前に、そのサウナが壊れてしまった。20年以上前のモノなのだが、テスターで調べるとヒーター関係は問題ないようだ。 実験的に100Vを直接ヒーターに流してみると暖かくなる・・・ってことはコントローラー基盤。アナログ時代の代物なんで回路は極単純だが、照射温度や室内温度をコントロールするために幾つかの電子部品?が使われていて、素人には修理は困難。しばらく放っておいたが、今年の冬は寒いのでサウナに入りたくなった。再び修理に挑戦。 まず、このコントローラーを直すのは無理と判断。新たにサーモスタットを買った方が早そうだ。ホームセンターや家電屋を回ってみる。ところが温度を50-80℃で調整出来るサーモスタットが見つからない。 ホームセンターでコタツ用のヒーターが単純なコントローラー付きで売っているから、それを利用するか? 電気ポットを流用する手もあるか。ただ人間様がすっぽり入るんだから、間違っても80℃くらい間でしか上がらないモノがあれば安全だ。。熱帯魚用だと30℃くらいまでだし。しかもヒーターは合計で1200wの大電力。ここで便利なのが、やっぱりインターネット。ところが業務用?とかで、どれも高い。10万円とか・・・サウナが買えちゃうじゃんね。 ●1/27 この時期になると養殖池に入っている稚アユの匹数が気になる。かつての様に「作れば作っただけは売れる」時代ではないので、必要以上に確保すればエサだけを食べる不良在庫になってしまう。といって、年々少なくなっている注文を間に合わせなければ、次から売れなくなってしまうし。 今年は遅れていた「人工孵化稚アユ」が先週入ったのだが、この後の海産稚アユが「少ないんじゃないか」という噂だ。過去に何回も書いているが海産稚アユとうのは、駿河湾で獲れる稚アユで、静岡県の特に東部のアユ業者は、この海産稚アユを池入れして養殖することで発展して来た。今や人工孵化アユが主流を占めるようになって、品質もずいぶん改善されたので「今更、海産アユかよ」っていう感もあるが、それでも飼い慣れたサカナは心強い。 アユ養殖は博打・・・といわれた時代があったが、それは種苗を天然モノに頼っていた時代の話で、今や必要な時に買うことが出来る。つまり計画生産だ。で、博打を卒業して手堅い仕事になるはずだったが、なんだか博打よりも勝つ確率が低くなったような気がするぞ。海産アユの解禁は2月1日。 獲れない方に1票・・・ということで人工孵化アユの追加注文をしておいたが、さてどうなることやら・・・やっぱ博打じゃんね。 ●1/26 でね、ネパールでニジマスの養殖が盛んになると、当然逃げ出すサカナも出てくる訳だ。ネパールでは釣りっていう文化が、まだまだ定着していないんで、これは楽しみかもしれない。というのも、その逃げ出したレインボーを外国人が釣り上げてブログなんかで世界に配信されると、世界中から釣り人が旅行を兼ねてやって来る。当然、ネパールのニジマス業界は「こりゃ商売になる」と本格的に放流を始めるかも。 ネパールには大きな川から渓流まで、いっぱいあるけれど、そこで釣りをしているヒトを見たことが無い。ポカラ周辺の湖ではコイやナマズの類を釣っているネパール人を見掛けるが、どれも仕掛けは「タコ糸に釘みたいなフック」だった。釣り道具は贅沢品であり、本格的なモノはバンコク辺りまで行かなければ売っていない様だ。だから川で釣るような道具がないので、トラウトの類はネパール人には釣れないんじゃないかと思っている。 両隣のパキスタン、インド、ブータンでは放流も行われているという噂で、実際に私のウデでも、ブータンではブラウントラウトが釣れた。ネパールは何かにつけスローな国ではあるが、こと観光客が望むことには対応が早い。例えば、熱気球やハンググライダー、ウルトラライトプレーン、急流を下るラフティング、バンジージャンプなんかは20年も前から手軽に楽しめる。たぶん規制が無いか緩いからだと思う。 ネパールにはワニが住む亜熱帯の沼から、一年中氷に閉ざされている様な湖まで水域は豊富だ。しかも養魚場が増殖中とあれば、これは絶対に将来楽しみだよね。 ●1/25 巨大なヒマラヤを控えているのだから、ネパールは水が豊富なのは当たり前だ。今インドや中国の協力を得て、そこら中に巨大な水力発電所が造られている。1998年に、やはりランタン山群のトレッキングに行ったのだが、今回よりもちょっと入ったところのシャブルベンシという村には、巨大建設機械が入り込んでいて、ヒマラヤに新幹線並みのトンネルを掘っていた。なんだ、こりゃ? と不思議に思ったら、水力発電所への導水管だというのだ。もう完成しているはずだ。 ネパールの人口は3000万人。まだまだ一人当たりの電力使用量は超少ないので、そんな巨大発電所を造ってどうするのか・・・と疑問になるが、これらの電力はインドに輸出されていて、産業がまったく無いと言ってもいいネパールにとっては重要な輸出産業なのだ。 発電所で使った水を利用すれば、養魚場なんていくらでも出来る。が、高価なレインボートラウト?を買える裕福な層が少ない。ネパール人に言わせると「レインボートラウトはめっちゃ美味い。特別なサカナだ」ということだ。カトマンズの魚屋ではナマズ、コイの類ばかりが売っている。ちょっとしたレストランでは冷凍もののサーモンやサバ、海老も食べられるようになって来た。もしかしたら何年か先には、レインボーはネパールのを代表するサカナとして定着してるかも。 ●1/24 以前からトリスリに養魚場があることは知っていたが訪れるのは初めてとなる。意外にも町から1kmも離れていない。トリスリはヒマラヤからの豊富な水を利用した水力発電所があって、カトマンズに電力を供給している。その水のほんの一部を利用した水産試験場がある。施設は巨大で、あり余った土地にゆったりと養殖池が並んでいた。 ネパールのニジマス養殖は、この水産試験場から稚魚を購入するところから始まる・・・と聞いていたが、今回見学したときには卵も稚魚も見当たらなかった。30以上も並んだ養殖池には、ほんの少しのニジマスが泳いでいるだけで、KFSの釣り池よりも魚影は少なかった。実は最近政情が不安定だったネパールにあって、この水産試験場も反政府ゲリラに襲われ、相当なダメージを受けたと聞いたが本当のところは分からない。 当たり前だがヒマラヤを控えたネパールの水資源は日本の比ではない。ニジマスを飼う程度の水なら簡単に確保できそう。まだウイルスも侵入していないだろうから、稚魚生産の設備さえあれば養殖自体は比較的簡単に思える。しかし、一番肝心な配合飼料を生産する技術も工場もないので、エサはインドからの輸入に頼っている。 ●1/20 最近、身辺整理ということで・・・まだ早いか?・・・写真の整理を始めた。旅行が好きだったので写真も好きになった。昔?はプリントして、それをアルバムにするのが当然だったので、海外旅行に行った回数だけのアルバムが出来てしまうわけだ。私の場合、アルバムといっても1ページにL版を6枚づつ挿し込むだけの簡単なやつだ。スナップや仕事の写真、KFSの写真まであるので30-40冊はあるんじゃないかな。ところがここ、5-6年は全く増えない。理由はデジタル写真になってプリントしなくなったからだ。 で、私でさえ写真っていうのは、PCのディスプレーで見るものだという認識になったのだから、もう写真は単なるデジタルデータに過ぎなくなったんじゃないのか・・・ということで、ぼちぼちプリントをスキャンし始めたって訳だ。実は2-3年前からネガやポジをフィルムスキャンしてデジタル化していたのだが、意外なことにプリントよりもフィルムの方が退色やカビによる劣化が激しく、しかもスキャンが難しい。 そこでアルバムに残っているプリントを、とりあえずスキャンしてしまおう・・・ということになった。デジタル化したプリントは潔く捨てている。当然アルバムもいらなくなったから、正しく「身辺整理」みたいな様相になってきた。 ●1/17 やっとアユの稚魚が入った。静岡県アユ種苗センターから人口孵化アユが10万匹だ。例年だと1月25日頃に入るので3週間遅れとなった。稚魚は例年よりも若干大きいので、実質的な遅れは2週間ってところか。順調に行けば、アユ釣り解禁には十分に間に合う。 これで現在、自宅がある韮山の養魚場にはレインボーの稚魚が15万匹、アユの稚魚が10万匹となった訳だ。この時期としては非常に少ないが、これは生産調整の結果である。ピーク時にはレインボーとアユが60万匹づつ入っていたこともあったが、景気が悪くなった上にサカナ離れが進んでいる実態を考えれば、しかたがない。この後、2月になるとレインボーが10万匹入るし、駿河湾の海産アユが順調なら、アユも何10万匹単位で入るはずだ。 今頃は日の出が遅い。当たり前だが、アユもレインボーも明るくならないとエサを食べないので、この時期は「今日は忙しいから、朝早くに1回目のエサをやってKFSに行こう・・・って思ってもなかなか夜が明けないので困ってしまう。明るくなって給餌を終えると、KFSへ向かう136号線と1号線は朝のラッシュに突入してしまうし。 ●1/13 自宅がある韮山の養殖池には、現在レインボーの稚魚が15万匹だけ入っている。15万匹のサカナと聞くと、普通の方?は「すっげ~匹数」って驚くかもしれないが、孵化稚魚の15万匹なんて何処を泳いでいるのか分からない程の密度だ。人工ふ化者のアユも入ってくる予定だったが、種苗センターの都合で出荷が遅れていて20日過ぎになってしまいそうだ。それが入って来ると本格的な養殖業が始まる。 今年のレインボーの稚魚は10万と5万の2ロット。かつては1ロット30万匹で年間15ロットくらいを世話していたので情けない数字だ。つまり、そんなに作っても売れない・・・ってことだ。私のところでは需要の落ち込みに合わせて養魚場を縮小しながら釣り池を拡大して来たので、結果的に必要なレインボーの数は10分の1程度にまで減った。業界全体で見てもピーク時の半分以下の生産量になったのは明らかだ。それなのに、なかなか売れない。配合飼料は急騰したのに魚価はそのまま・・・以下。同じ設備で生産量を減らせば経営は苦しくなるが、余分に作るよりは被害が少ない。 いったい、どうなっちゃうんだ・・・と言いながらも、何時も通りの「とりあえず今年もやるか・・・」的なスタートを切った。 ●1/12 今回、ネパールに行くに当たって、静岡県民としては「静岡空港」を使ってみようと思った。現在、韓国人のネパール旅行者が増えたせいか、韓国から週2便カトマンズへの直行便が飛んでいる。そして我らが静岡空港からは、毎日2便の韓国仁川行きが飛んでいる。仁川→カトマンズは14:00発なので朝の便に乗られれば何とかなるだろう・・・と思って調べたら、仁川行きは2便とも昼の便なのだ? これって使えなくない?? 1日2便なら朝と午後にするのが普通だろ。 恐らく国際線は昼前後に集中させて、空港施設や入出国の管理費を抑えるということなのか? 帰りの便も同じ様な状況で、これだと往復韓国に泊らなければならないので、何時ものバンコック経由とした。静岡空港は開港前っていうか、構想段階で「大赤字をこく」って言われていたが、なるほど・・・と思った。静岡空港の長所として東名高速から比較的近い、しかも駐車場はタダというのがある。これを活かすには公共交通機関が止まってしまう夜中や早朝の発着を増やし、目的地に朝着いて「直ぐに仕事が出来ますよ」ってアピールするのはどうだろう。 夜間発着しても騒音問題が起きないように、山奥を開発して造ったんじゃないのかな。まぁ、本当は羽田を拡大して新幹線を乗り入れればいいんだけど。最近どこかへ行こうとすると、韓国経由が便利なことが多い。やっぱ、これってオカシイだろ。 ●1/6 ゴサインクンドは超オフシーズンだったので宿泊客は全体でも10数人だった。信者のお祭りには興味がないので、静かなのは都合良いのだが・・・寒い! 気温こそ朝方でもマイナス7-8℃はあるのだが、風が強い。特に夕方から吹き始めた台風の様な風は朝まで止むことはなく、夜中にトイレに起きると凍死するんじゃないか・・・という寒さだった。 ゴサインクンドでは湖の水面に映る星を写真に撮りたいと思っていたが、さざ波が立ってしまい全くダメだった。天気は良くて星も見えていたのだが、三脚ごとブッ飛ばされそうな強風が吹きまくった。山小屋は石積みで中は板張り、風で壊れるようなことはないのだが、壁板や天井の造作がいい加減なので、隙間風がひゅーひゅー入って来る。もちろん暖房はない。寝袋にくるまっていれば問題はないのだが・・・っていうか、寝袋に入っていなければならないので、ご飯を食べたら7時には寝る・・・という健康生活だ。ただ睡眠時間が長い上に、高山病対策で水分をたくさん摂るので、夜中のトイレは避けられない。 そうそう、本邦初公開。ゴサインクンドの水中写真・・・ってことで、ペンタックスの防水デジカメを発砲スチロールに縛り付け、湖面にヒモ付きで浮かべ、インターバルタイマーで激写。ヒモ付きスチロールは持って行ったのだが、カメラを持って来るのを忘れちまったよ。 ●1/5 ラウレビナヤクには昼前に着いた。歩行距離は少ないが標高が高いので異様に疲れる。シンゴンパには7-8人のトレッカーがいたが、ここに泊ったのはフランス人の女性が二人と私だけだった。他の連中は昼飯も食わずに、そのままゴサインクンドに登って行った。ここラウレビナヤクは、西はランタンリルン、東はアンナプルナまで見渡せる、このコース随一のビューポイント。ここに泊って朝夕のヒマラヤを拝まない手は無いだろうと思うのだが・・・全く欧米人はせっかちである。しかもこの日は満月。大きな月がランタンから上り、朝方マナスルに沈むのをひとりで見た。 翌日はゆっくりスタートでゴサインクンドへ。今日も3時間の歩きだが、4000mを超えているので思った以上に疲れる。高所順応が完璧じゃないのか、体力が低下しているのか・・・たぶん両方だ。ここ数年、バーニーズと生活を共にするようになってから、全くの運動不足。その影響がモロに出ているようだ。昼前には聖なる湖ゴサインクンド着。山小屋が4-5軒あったが、オフシーズンのため1グループ1軒状態。これが夏には外にまでヒトが溢れてしまうというから「海の家」みたいだ。 ゴサインクンドの標高は4400m。今でこそバスで麓?まで来られるが、聖地に認定された頃は何処から歩いて来たんだろう。大体において怪しいのは、こんな標高が高いところに湖が発見されたなんてことは、そんな大昔のこととは思えない。聖地の定義は知らないが、ある時、ゴサインクンドを知った信者が「あ、ここ聖地にしようよ」って言ったところから始まっているのだと思う。いずれにしても「聖地に認定された」からこそ、登山道や山小屋が整備されて釣り堀オヤジでもやって来られるわけだ。 宗教の聖地なんて下らないと思いがちだが、実はとっても便利なのだ。 。 |
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