私の養殖日記2006/04-06
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●6/30 ジダンもがんばってるし、フランスネタ。初めてフランスに行ったのは22,3歳の時のヨーロッパ旅行でだ。といっても、フランスは何となく好きになれないんじゃないかというイメージがあって、金を使わず短期間で回るぞ・・・と誓った。行きたかったのは、雨傘のシェルブール、カテドラルのカン、美しい町並みのコルマー、城郭都市のカルカッソン、アルプスのシャモニー、奇跡のルルド。全部、国境沿い、端っこの都市だ。フランスの鉄道はパリを中心に拡がっている。横への繋がりは極端に悪い。よし、パリへ行かないで全部回ってやろう。

結局、ペンション2泊、夜行2泊、駅1泊、野宿1泊、親切なフランス人宅1泊。食堂には1度も入らず、スーパーとデリカテッセン(だっけ?)だ。カルカッソンでは夜中に着いてしまったこともあって安く泊まれるところが見つからず、絵葉書のように美しい城壁の下で寝た。

当時、フランス人は親切じゃない・・・というウワサで、言葉が出来ない?我々バックパッカ−には敬遠される傾向があった。もちろん私も毎日つまらないことで苦労した。で、最後の日、ルルドからスペインの国境に向かう列車の中で一緒になったフランス人に、そんなぐちをタレてたら「そんなことはないぞ、ウチへ来い」と言われ、田舎町を案内され、手作りの夕飯をご馳走になり、ついでに泊まってしまった。そんなことで、フランスっていい国だ!って今でも思ってしまうのだから、親切って大切だ。

最近、昔のフィルムをスキャンしていて、いろんなことを思い出す。無味乾燥なデジタルのお陰で、昔のフィルムを見直すことになった。



●6/29 月曜日の夜、訳あって三島のホテルでフランス料理なるものを食べてきた。何をもって「フランス料理」と言うのかがいまだに良く判らないのだが、大きな皿にちっちゃい肉片やら魚の切り身が乗っていて、なかなかお腹が一杯にならない料理をいうことは確からしい。また、決して「大盛りで・・・」とか言っちゃいけない雰囲気だ。判っているのに「お飲み物は・・・?」と聞かれ、ワインじゃなくて「とりあえずビール!」。連れが「ウーロン茶」とトドメを刺す。

ここのシェフは私の同級生で、小中学校の頃は、お互いの家に入り浸って遊んでいた。その後はまったく会うことが無かったのだが、私が結婚した頃に、フランスで5年間の修行を終えて帰国した。暫くは都会?のホテルで働いていたが地元のホテルに引き抜かれた。で、私が2年に1回くらい「フランス料理を食べなくてはならない状況」になった時には利用してる。

若い時にフランスも旅行したが、貧乏旅行だったのでレストラン(安いところも)には1度も入らなかった。で、フランス料理っていうものは日本(しかも披露宴などで)でしか食べたことがなかったのだが、10年ほど前、母をフランスに連れて行った時に何回か食べた・・・そんな高級じゃないところだが。で、驚いたのがその量だ。つまみにカキを頼めば「3人分?」、ステーキ(って言うのかな)も持て余す。地元民が入るようなレストランのランチサービス?も、丸天の2倍量だった。「修行中はどんなだったの・・・量?」って毎回聞きそびれている。2年後?には忘れずに聞いてみよう。

いつも食後にラーメンを食べたくなってしまう。



●6/28 今日は相談事だ・・・といっても最近来場者が少ないから何か良いアイディアをというのではない・・・それもあるけど。

ご存知のように、我が家では「居るだけで暑苦しい」ブランド犬「バーニーズマウンテンドッグ」を買った・・・いや、飼っている。解かっていたことだが毎日暑さでハーハーしている。エアコンを効かせればいいのだが、我が家は全員エアコンが苦手ときている。梅雨明けからは最悪の場合人間が犠牲になるわけだが、それでもエアコン以外に補助的に「ヤツ」を涼しくしてやる方法はないものか・・・と思案中だ。

「ヤツ」は腹にはほとんど毛が無く、暑くなるとコンクリートにピッタリと腹を密着させ放熱している。これからは日陰のコンクリートも温かくなってしまうので効果は薄い。何かで「冷たい床」を作ってやればいいんじゃないか・・・と考えた。我が家には養殖用の21℃の水がたくさんある。これを上手いこと利用すれば「さわやかバーニーズ」の復活だ。熱の伝導を考慮すれば金属製の平べったいタンクの片側から注水し反対側から排水すれば常時21℃に保たれ、そこに寝そべったバーニーズは腹から涼しくなる。

で、このタンクというかラジエターになるモノを捜している。何でもがりがり噛むので有毒なモノや、やわなモノはNGだ。何か良いモノ有りませんか?  平べったいガソリンタンクなんか落ちてないかな??  集会所へお願いします。



●6/27 今日は安全運転管理者の講習があった。5台以上のクルマを保有する事業所は管理者を置いて、年に6時間の講習を受ける義務がある・・・ってヤツだ。仕事柄6時間も座っているとか話しを聞くというのは、この時以外には有り得ないので、この講習会に出ると「ああ、1年が経ったんだなぁ」としみじみとしてしまう。

30何年も昔に決めたことをそのままやってるんだから、民間の我々は文句たらたらなのだが警察OBにとっては結構なアルバイトなんだろう・・・といつも思っていた。ところが今年の講師には、よぼよぼじいさんは1人しか居なくて、数人の現役警察官が勤めた。内容は同じようなものだが、はきはき喋ってくれるので聞き易かった。集めた金で飲み食いしていたことが明るみに出てしまってから内部改革が進んでいるのかもしれない。

新しく選任された協会の会長も、かつてのヤクザ風では無く「なかなか立派な紳士」で話も興味深く聞けた。しかも、退屈だったら寝ていてもいいし、本を読んでいてもOK、外に出ればケータイも使い放題、休息時間も多いし、それも講習の時間に入るらしい。新しい行政サービスにちょっと感動した。ただ、4200円の講習費はともかく、1000円の弁当代の領収書は出せない・・・っていうのは怪しい。



●6/21 そうそうBBSにも書いたが、6月の中旬の1週間に私と二人の娘の誕生日が続き、一斉にひとつづつ歳をとる。今日、日守山に登ったら、5歳と7歳の女の子を連れた若いお父さんと会った。私も子供が小さい頃は、何回も一緒に日守山に登ったので、思い出とダブった。

その頃から、私はトレッキング対策として日守山に登っていたのだが、娘が小学校から帰ってきたところを「日守山に登ろうぜ、帰りにジュースを買ってやるから・・・」なんて誘うと、けっこう着いて来たものだった。汗だくになって降りて来て、帰りにコンビにでジュースを買って帰って夕飯・・・幸せを絵に描いた様だろう。親が登るから、意味も解からず着いて来る。大変とか疲れるとか、意味無いじゃん・・・なんていう考えは浮かばないらしい。金の掛からないレジャーとして近隣の山には良く登った。その勢いで小学生だった子供3人を連れて、ヒマラヤトレッキングにも行った。

最近も時々次女に、「日守山に登ろうぜ」って誘うのだが、もちろん「バッカじゃない・・・」って顔をされる。そりゃ、「お父さん、帰りにジュース買ってね」って言われたら気持ち悪いが。そんな誘いに乗って来るのを期待するのは、孫が出来るまで我慢しよう。



●6/16 生まれて初めて「沼津御用邸」に行って来た。この辺りに住んでいると遠足やらデート、何かの催し物があったりして、必ず何回かは訪れることになっているのだが、私は何故か今まで縁が無かった。

アユを買って頂いている魚屋さんの娘さんがベルギーのゲージツ家と結婚したのだが、そのゲージツ家が日本の天皇家と縁があって、沼津御用邸で個展を開催した・・・ということらしい。この魚屋さん、お店に行くといつもサカナを開いているのだが、長女は俳優だというし不思議な家族だ。

で、そのゲージツだが彼はたいそうな日本びいきで、ダイナミックな色使いのフレスコ画には、欧米人がいうところの日本が具現化されているのだが、果たしてその画風に「彼が好きな日本」が必要だったのかは疑問だ。香港カンフー映画に出てくる「ヤクザの家にありそうな絵」に見えてしまう。普通??の前衛アートとしてなら物珍しかった。

アジサイが満開の御用邸のたたずまいは、なかなか良かった。



●6/7 アユが売れ始めると配達も忙しくなる。KFSの養魚場の規模が大きかった頃は、活魚トラックも今の倍はあり、従業員も多かったので交代で配達をした。それが現在、配達要員は私ひとりだ。それで十分に間に合ってしまうから困ったものだ。アユの配達といっても1度に1000kg(1万数千匹)の場合もあれば、おとりアユのように50匹のこともある。もちろん、匹数が少ない程単価は高くなる。だから小規模の養魚場程、細かい注文を受けることになる。KFSくらいの規模(生産量20−30トン)だと、2トントラックで200−300kgづつ配達するのが、生産量と価格面でちょうど良いかな、と考えている。これより細かい注文も単価次第で受けるし、生育が順調でアユが余ってくると、「ひと池売った方がいいかな?」と県外の大手に声を掛けることもある。この場合には1度に1000kg位、15000匹程度が売れてしまう。

なぜ県外かといえば、近くの仲買さんに余ったアユを安く出荷してしまうと、そのアユが近所?の旅館や料亭に安く卸される危険性があるからだ。築地に出荷したアユが売れ残り、翌日になって沼津の魚市場で売られる・・・ということは珍しくない。KFSの養魚場でも市場出荷していたころは、朝、アユやレインボーを仕入れに来られた魚屋さんに「あんたちのアユが売ってたよー」なんて言われたものだ。だから、余ったアユはなるべく遠くに売ってしまう。逆に言えば、遠くのアユの産地から、余ったアユが大量に流れ込む危険性??もある訳だ。



●6/9 エレベーターといえば、私も閉じ込められたことがある。っていうか、インドやネパールでは当たり前のように故障するから珍しくも無い。一昨年のリビアでも、ツアーメンバーの1人が集合に遅れたのはエレベーターに閉じ込められていたからだった。2001年に行ったダージリンのトレッキングでは、一緒だったネパール人のガイドが手を油だらけにして部屋に戻って来た。「エレベーターに閉じ込められ、必死で脱出して来た・・・」と信じられないことを言っていた。まあ、インドだから何でも有りなんだが、ホテルに文句を言ったら「ネパール人はエレベーターを知らないのか」と言われたと憤慨していた。

最近のエレベーターは頭がいいので、いろいろ考えながら状況に合わせた運転をしているらしい。その電子制御(死語?)がちょっと変調をきたすと、昔の単純機械制御では考えられない事故に繋がるのだろうか。私のEOS20Dも買って2年間、酷使に耐え故障知らずだったが、最近、連写すると「エラー99」なんて表示が出て止まってしまう。リールやカメラじゃ問題無いけど、エレベーターや電車、クルマやヒコーキだったら恐ろしい。やはり壊れる前の定期点検ということか。

その私が閉じ込められたエレベーターは5−6人乗りの小さなヤツで、私以外にインド人の金持ち家族が乗っていた。ネパールのホテルだったのだが、トイレよりはちょっとだけ広い空間で、そのインド人が騒ぐ騒ぐ。ネパールではモノがよく壊れるが、すぐに直る。長距離バスなど当たり前のように故障するが、30分で直るから丁度良い休憩となる。で、そのエレベーターも直ぐに手動?でそろそろと下がり、ドアーも外からホテルマンが開けてくれた。私が外から帰って来た時には、再び何事も無かったように動いていた。機構が単純なんだろうね。それにしても、あのインド人達の騒ぎは今でも耳についている。



●6/8 養殖アユの種苗には琵琶湖産と海産の天然ものと、人工孵化ものがあることは何度も書いている。養魚場内で卵から親になるまで育て、それから採卵して稚魚を作る・・・これを繰り返すことを完全養殖という。アユはここ30年ほど、完全養殖が可能となっているが、天然種苗が幅を効かせているし、基準はいつも天然ものにある。天然種苗が無ければ人工モノを買うか・・・ってところだ。かつて日本中に人工孵化設備が作られた時には、やがて養殖アユは全て人工孵化ものになり、各養魚場で完全養殖が出来るようになる・・・と思われた。

しかし、初期の人工孵化アユは変形魚が多く、出荷直前に原因不明の大量死がしばしば発生し、経済的精神的ダメージが大きかった。それが逆に民間の養殖業者に「やっぱ天然種苗じゃなきゃ・・・」という概念を植え付ける結果となっていた。私のところでも毎年人工孵化アユを購入していたが、儲けさせて貰ったことは、ほとんど無い。っていうか「売れるサイズ」まで育たなかった。それが、ここ3年ばかり調子がいい。前にも書いたが水温が低いKFSで飼うようになったから、ということもあるかもしれない。今年も1月末に7万匹を仕入れたが、今日で全て売り切った。140日間の養殖中、1度も病気にならず、歩止りは99%以上じゃないだろうか。売った先からの評判も良く、畜養しておいても、まったく死なないので計算が立つ・・・と褒められた。人工孵化アユで商売が出来れば、アユ養殖も捨てたものではない。種苗が安定生産されているからだ。



●6/7 久しぶりで日守山に登って来た。足の親指の爪を剥がして以来だから40日ぶりか。それ以前も半年ばかり怠けていたので、今年になってからは15回くらいしか登っていない。調子が良い時は毎日登っても何でもないし、降りてからのビールも美味いので苦にはならないのだが、ちょっと足が痛いとか理由をつけて10日も休んでしまうと、こっちのものだ・・・? あーだ、こーだと理由を作って登らない。

やがて登らないことに慣れてしまって、登らなくても何の罪悪感も無くなる。それで体が楽になるかというと、そんなことは無い・・・まるで仕事や人生と同じではないか。で、スミレからアジサイに変った登山道を登ってみたら、登りは意外な程快調だったが、やはり下りは年々ヤバい。

今年も「忙しい、忙しい」で半分が過ぎようとしているが、例年、今頃になると「どっか遊びに行かないと、やっちゃいられないよな・・・」という雰囲気になってくる。何処へ行こうかな・・・今年のキーワードは「コルラ」だ。



●6/6 写真の話題。ここ2年ばかり旅行にもデジカメを中心に持って行っている。一昨年買ったEOS20Dはサハラとカラコルムに持っていった。どちらも過酷な自然環境の中でのテント泊まりで、ホコリや振動など酷かったのだが致命的な故障は無かった。しかも画質も解像度などは35mmのフィルムと同等以上だと、素人には思えた。何てったってフィルム代を気にしないで撮れるというのは、ひとつの夢が叶ったと言っていい事件だ。

デジタル写真というのは撮った後PCで画像処理するのも楽しみのひとつらしいのだが、私は面倒なので撮りっ放しでCDに保存してある。で、先日・・・といっても半年くらい前、師匠の「すぎやんま」さんに「画像処理の威力」を見せてもらおうと、何枚かの気に入った写真のデータをCDにして渡しておいた。今日、その結果をA4サイズにプリントしてもらって受け取ったのだが、「おお、凄いじゃん」。確かに「ザ、デジタル写真」って感じなのだけど、「普通のお店プリント」と比べたら雲泥の差だ。機材やウデよりも、データをどうレタッチするかの方が結果として差が出てしまうのではないか・・・と思わせる。もとろん、フィルムでもプリントの仕方でずいぶん差が出るのだが、デジカメはPCで出来るのでお手軽らしい・・・頭には重そうだが。

後からある程度の画像処理が手軽に出来るようになると、誰でも綺麗な(上手い)写真が撮れる様になりそうなものだが、実際にはPCを前に、ますます感性や絵心を試されることになってしまうんじゃないだろうか。写真より絵を描く方が高級な感じがしてしまうが、無機質だと思われていたデジタル写真の方が「絵を描く」行為に近いと思った。



●6/3 ここ数年、アユ養殖において不思議な現象が起きている。アユはもともと飼育水温が高いほど成長が早く、病気も出難いので基本的には高水温の養魚場が儲かった。特に海産アユに関しては3℃違えば勝負にはならない。その点、琵琶湖産アユは低水温でも良く育ったので、水温が低いところでは琵琶湖産の養殖が中心となった。もちろん、それでも20℃を超えるところの方が有利であることには変わりはなかった。

そこへ人工孵化アユが加わったが、それも成長という意味では高水温が有利だった。更には、「冷水病」が全国的に猛威を振うようになってからは、その傾向が顕著になるのでは・・・と思っていた。そうなれば韮山にある私の養魚場は、ますます有利だ・・・うっしっし。この下心?で私は状況の変化に気がつくのに遅れた。確かに高水温が有利という概念は人工孵化アユでは10年位前からくつがえされつつあった。海産アユも、4−5年前から「何か変だ・・・?」という兆候はあったが、今年はそれが確定した。「海産アユも水温が低い方が成長が早い!!」・・・ような気がする。ここで言う高水温は21ー23℃(韮山)と低水温15−16℃(KFS)での比較だ。10年前だったら、まったくバカげた勝負。韮山で3ヶ月で売り物になるところ、KFSだったら5ヶ月はかかった。

それが3年前に本格的?に逆転した。その時には信じられなかったが、昨年今年とその差は益々顕著になって来た。水産試験場に調査をお願いしたいくらいだが、「待てよ・・・こりゃ大変なことだぞ」・・・もう暫く黙ってよ、ということにした・・・懲りない下心だ。



●5/31 ○○さんからのバトンというゲームがあるらしい。
まあ、昔風に言えば「幸福の手紙」ってやつだろうか。回ってきたら、自分のHPやブログに書くんだそうだ。知人から回って来たが、ノリの悪い私のことだから、こんなもので許してもらおう。

1.回す人5人を最初に書いておく。
→この手のゲームは好きではないので、バトンを落としてしまった・・・ことにした。

2.お名前は?
→柿田郎・・・柿太郎ではない。

3.おいくつですか?
→推定51,95歳

4.ご職業は?
→トラウトやアユにご飯をやる。お客さんと釣りの勝負をする。

5.ご趣味は?
→旅行。若い時はバックパッカーとして世界中を歩いたが、最近は手ごろなパックツアーを捜すのに余念が無い。
→写真。デジカメと非常に相性が良い。でも愛機マミヤ7との付き合いは10年を超えた。

6.好きな異性のタイプは?
→贅沢に育てられたのに貧乏を恐れないヒト。

7.特技は?
→キーボードの2本指打ち。
→ノーファインダー。
→サカナのリストラ。
→バーニング。
→念力で相手が釣ったサカナをバラす。

8.何か資格持ってますか?
→ダイドーカップ開催資格。
→第一級放流資格。

9.悩みが何かありますか?
→エチオピアに行きたいけど行けない。カイラスに行きたいけど行けない。イエメンに行きたいけど行けない。
→EOS5Dが欲しいけど買えない。

10.お好きな食べものとお嫌いな食べものは?
(好きな食べ物)
 ウナギ
 サンマ
 タラノメ
 サザエ
 クジラの竜田揚げ
 
(嫌いな食べ物)
 クワイ

11.貴方が愛する人へ一言
→クジラの竜田揚げを食べられる国へ行こう。

12.回す人5人を指名すると同時に、その人の他者紹介を簡単にお願いします。
→という訳で、落としたバトンを拾おうとしたら、蹴っ飛ばしてしまった・・・ということで堪忍してもらおう。



●5/30 強いアユを作るのは、強いトラウトを作るのと同じだ。良い種苗、良いエサ、良い水。それに重要なのが「適切な放養密度」だ。放養密度は少ない程、良いサカナが出来る。例えばKFSの養殖池に50匹のアユを放しておけば、自然に発生したコケを食べて天然アユのようになる。トラウトでも同じだ。もちろん採算が合わないということでも同様である。高密度にしてもエサ代以外の経費はあまり変わらないので、放養密度を上げて大量生産するのが10年前までの業界常識だった。

アユやトラウトが「作れば幾らでも売れた時代」は、それでも良かったのだが、年々市場が縮小していく中で、作ったサカナを確実に売りさばくには、他所より良いサカナを作らなければならなくなってきた。これには放養密度を下げるのが最も手っ取り早いのだが、少ししか作らない方が儲かるなんて有り得ない・・・という固定観念から脱し切れずにいた業者は今になって苦しい。幾ら大量に生産しても採算割れする相場の中では、スケールメリットの意味が無い状況にまでなってしまったのだ。そう気が付いたとしても、いざ現場に立ってみれば難しい。良いサカナ、強いサカナを作れば高く売れるという保証は無いし、評価が「非常に良い」を取得出来るまでには時間が掛かる。



●5/29 6月1日の全国的なアユ解禁に向けて、KFSのアユも動き始めた。今日は関東に向けて5000匹程出荷した。50−60g17−18cm、業界では「おとりサイズ」と言う。怪しい響きだが、もちろんアユの友釣りに使う「おとりアユ」のことである。「おとりアユ」は最終消費者である釣り人が1−3匹単位で、しかも活きたまま購入するので非常に高い。現場売りでは1匹500−600円はするだろう。

だから、この流通ルートに参加することは重要だ。KFSで大小選別され、活魚トラックで何時間も運ばれ、まったく違う環境に10日も置かれたまま、手で掴んで?数をして、「おとり屋」さんに配達される。そこで釣り人に数匹づつ買われて、川で鼻カンやハリを刺されて仕事をする訳だ。金魚すくいの金魚並みのストレスだろう。

だから「おとり用のアユ」は高く売れるが、それなりの品質と強さを要求される訳だ。しかも冷水病が猛威を振るう昨今では、アユと共に病原菌まで移動してしまうことになる。発病していなくても感染していれば、上記の様なストレスによって一気に発病し、川で仕事をする前に死んでしまうし、各施設も汚染してしまう。アユが脆弱になってしまった現在、「おとりアユ」として売れるアユを作るのは、けっこう大変なことなのだ。



●5/28 私は2000年の11月に最後のカゼをひいて以来、一度もカゼをひいたことが無い。それが、どうも昨日の昼頃から変だ。鼻が詰まるし、ぼーとする。

2000年の11月にアンナプルナ山群を1周するトレッキングをした。やたら体調が良く、予定よりも早く回れたので他のコースまで歩いてしまったくらいだ。3週間、毎日歩き続けたのに、まだ物足りなかった。すっげー、まだまだ若いもんにゃ負けないぜ! と意気揚揚としていたら、帰りのヒコーキの中で急に体調を崩し、熱まで出てしまった。あれほどハードな生活をしてる時には何でも無かったのに、ちょっと気が緩んだら一気にカゼだ。

で、その時の体験から、無理な生活(仕事?)を続けない、早寝早起き、うがい、汗をかいたら直ぐ着替える、規則正しい生活、を心掛けた。特に私の場合、真っ先にノドをやられるので寝る前や、ちょっとでも違和感があったりすると「のどスプレー」を使った。それらが功を奏したのか、5年半もカゼを引かなかった。季節外れのカゼが流行っているようです、皆さんも気をつけてください。



●5/26 キャノン・・・正確にはキヤノンがフィルムカメラからの事実上の撤退のニュースが流れた。本当は、とっくに止めたかったんだけどね・・・ここまで、がんばったんだからユーザーも許してくれるんじゃない、ということだろう。大勢の従業員を抱えて競争の中に生きる企業としては当然の決断だ。

私も写真は好きだから、長年親しんだフィルム文化?が衰退してしまうのは残念であるが、フィルムからデジタルに移行する真っ只中で趣味の写真を撮れるというのは素晴らしい。成熟したフィルム写真と、激しく進化をするデジカメの両方を楽しめるのだ。後3年もすれば「フィルムで写真を撮る」ということは、ファミレスでコーヒーを飲むのに対して、抹茶を嗜むような感覚、大切な人はフィルムで撮って上げたい・・・みたいな使われ方をするようになったら楽しい。

フィルムの方が画質が良いと言われるが、今や写真はPCのディスプレーで見るもの。画質の良し悪しは、ほとんど意味を持たない・・・っていうか興味を持たれない。我々の普通の生活においては、フィルムカメラの有利性はひとつも無い。っていうか、ネガとプリントを渡されても整理に困る・・・ところまで来てしまったのだ。

で、私は今年の秋の旅行にもフィルムを2万円も買って出掛けるんだから、趣味の世界は解からない。エサで釣れば簡単なのに、金属やプラスティック片で釣って、しかも食べないで放してしまう方をたくさん知っている。



●5/24 ゴミバケツの大きいの・・・青い蓋付きのやつ。あれの80リットルと50リットルのを3個づつと酸素を軽トラックに積んで配達した。注文に応じて個々のバケツに「○○おとり屋」さん100匹、「△△おとり屋」さん小さ目を50匹、という具合だ。ストックヤードに横付けして数えながら積む。現場に着くと、生麺タイプのカップラーメンの水切りの要領で水を捨て、おとりの生け簀まで運ぶ。特に河原など生け簀にトラックを横付け出来ないところでは画期的であった。降ろす時にネットを使わないので、アユへの負担も少ない。

真夏は走行中に簡単に水温が上がってしまうので、長時間の配達は出来ないが、私の養魚場は狩野川のアユ釣り銀座?に近かったので問題がなかった。釣具屋さんの生け簀は地下水なので水温が低いが、川に生け簀を置いてあるところは夏場は26℃以上にまで上がってしまう。養魚場の水温は21℃だ。そこで水温が低いところへは氷を入れて水温を下げ、高いところはそのまま走れば到着時に3−4℃水温が上がっているので、水温合わせを走行中に行えるというメリットもあった。なんてったって水槽が安い上に、シーズンオフには重ねて物置にしまっておける。急ブレーキを掛けたり、曲がり角で水がこぼれるのは愛嬌だ。



●5/22 昨日は狩野川のアユ釣りの解禁だった。といっても、ここ10年ばかり私にはあまり関係ないのだが。かつては解禁日というか、その前日から忙しさは「若かったから出来た」レベルだった。しかも体力の衰えと共に狩野川の人気が落ちて行ったので、なんとかなった。

当時、私は12−13軒のオトリ屋さんに配達をしていた。解禁の前々日から、おとりアユを仕入れてくれれば楽なのだが、今年の様に天気が荒れそうな時は、前日や当日に配達しなければならないので、そりゃもうパニックだ。解禁当日も朝4時頃には「おとりアユが足りなくなった、直ぐに持って来い」という電話で起される・・・っていうか3時には待機してるんだけど。で、1回戦目を配達して戻って来ると、次の注文が入っている。さあ、配達に出ようかとすると、待ち切れなかった「おとり屋」さんがビニール袋を持って買いに来てしまう。料亭や旅館の注文も解禁に合わせて増えるから、6時頃には、それにも対応しなくてはならない。

当時の「おとりアユ」の1軒当たりの配達量は、多いお店で1回に200匹、少ないお店で50匹だった。そして店主の好み?でアユの大きさもいろいろだ。活魚トラックの水槽にたくさんアユを積んで行って、数えながら卸して行くのが普通だが、それだと現場で、お店の好みの大きさに合わせるのは困難だ・・・例えば小さ目を100匹とか・・・アユは活きてるし。で、画期的な方法を思いついた。それで、何処よりも素早い配達が可能になった。さて、どんな方法でアユを配達したのでしょうか?? 答えは集会所。



●5/19 もちろん忘れていた訳ではなかったのだが、明後日21日は狩野川のアユ釣りの解禁日だ。例年だと5月の最終日曜日が解禁なので、何となく油断?していた。私の記憶だからいい加減なのだが、静岡県の各河川は5月20日以降なら漁協の判断で何日に解禁しても良いことになっている・・・らしい。で、なぜか昔から5月20日は興津川、5月最終日曜日に狩野川、6月1日に他の河川が一斉に解禁ということになっている。

6月1日は日本の多くの河川でアユ釣りが解禁になるので、5月中にアユ釣りが出来る興津川と狩野川には6月1日を待てない太公望が押し寄せる。5月中は独占商売みたいなものだ。で、何年ごとか忘れた頃に今年のような早い解禁になったり、5月最終の土曜日が解禁日になったりする。で、思惑通りに行くかと思うと必ずしも、そうはならないことの方が多い。そして、また何年かは5月末が解禁日となる。という訳で今年は、「忘れた頃の1週間早い解禁」だ。私も80年から95年位まで「オトリアユ」の配達をやっていたので、商売として狩野川アユ釣りの最前線にいたことがある。今年はここにも何回も書いたように、アユの溯上が近年稀な程多い。果たして、これらの結果がどうなるか興味深い。

でね、解禁に合わせてアユの注文が来るかな・・・?と思って、旅館や魚屋さんへの小売の準備も始めた。ついでにKFSでも明後日から「お土産アユ」を売る予定だ。17−18cm60−70gの活きたアユをその場で〆て1匹250円。スーパーのアユとは別物です。




●5/17 5月21日のアユ解禁を控えた狩野川沿いを通って、湯ヶ島までアユの配達に行って来た。堤防や河川敷には「オトリ屋」さんの仮設テントが張られ、解禁に向けて臨戦態勢だ。今年は駿河湾の海産稚アユが何年ぶりかの豊漁だったことから、静岡県の各河川への遡上も順調なようだ。ただ、それらが早く大きくなって、大物がたくさん釣れるかはフタを開けてみなければ判らない。

ダイドーカップでお馴染みの「エクセレントマン氏」が修善寺に割烹料理店を出したと聞いたので帰りに寄ってみた。日赤病院の前、伊豆市役所の直ぐ傍という絶好のロケーションではあるが、旧道沿いなので観光客はめったに通らない。その方が地元民納得、リピーター命のお店を目指すことになるので我々としては期待できる。ランチサービスも700円からあって、お店の格?からいくと得した気分であった。ダイドーカップをやらなくてもコーヒーは飲み放題・・・というのは皮肉なのだろうか??本来の姿は、しゃれた居酒屋ということなので、夜のエクセレントマン氏を見てみたいものだ。

アユの配達から戻ってから、レインボーの孵化稚魚を韮山の養魚場に移動した。これから3−4ヶ月は忙しい日が続く。



●5/12  昨日、今日とアユの配達に行って来た。修善寺のちょっと奥だ。狩野側沿いには、アユの友釣り用の「おとりアユ」を専門に養殖している小さな養魚場が幾つかあり、その内の一箇所だ。今回は10cmくらいの稚アユ。つまり迫った解禁に使うためのものではなく、秋まで飼って遅い時期に売るためのものだ。狩野川は日本で最も遅くまで友釣りが出来る河川のひとつで、11月3日の文化の日には満員だったりする。地元の釣り師は11月末までアユ釣りに興じる。

他所の河川でアユが釣れなくなったり、ヤナやコロガシが始まって友釣りが実質終了してからも、狩野川では友釣りが出来るので解禁直後よりも9月以降の方が賑わったりすることも珍しくない。ところが、その頃になると養殖アユが成熟してしまったり、大きく育ち過ぎたりで、おとりアユの確保が難しくなったりする。特に最近では後半のアユ価格の下落から、大手のアユ業者は8月以降の生産を控える体制になって来た。私のところでもアユは8月で終了を目指しているが、これは私が秋に休みを取りたいからという理由でしかない。




●5/10  そんな訳?で一昨日は300g28cm位にまで育っていたクイーントラウトを大小選別して、2400kg約8000匹を北2号池の向こう側?の養殖池に移動した。クイーントラウトというのは3倍体のドナルドソンで、KFS名物3倍体ホーライと同じく、成熟することなく成長を続け、しかも美味しい。ただし外見上は普通のレインボーと区別がつかない。年内には1Kg以上に成長し放流される予定だ。

3倍体レインボーは成長が早いと誤解されているが、それは大きくなっても成熟しないから、食べたエサが卵巣や精巣に栄養として取られずに、どんどん身になるからだ。つまり普通の釣り掘りサイズにまで養殖するなら、何のメリットも無いばかりか、それらは3倍体特有の飼い難さ・・・つまり酸欠に弱いとか変形魚が多いとかあるので、実際には成長は遅いといえる。3倍体レインボーが威力?を発揮するのは1kgを超えてからだ。

このクイーントラウトは昨年の6月に北海道から発眼卵を購入したものだ。11ヶ月で300gを超える大きさまで成長するというのは、他所の養魚場の方がここを読んでいたら驚くはずだ。KFSの養魚場の場合、病気を排除したことにより成長が著しく早い。もちろん、それは良いことなのだが、その分成熟するのも早い。しかも意外なタイミングで成熟してしまうことがある。だからKFSでは、でかレインボーは3倍体が基本となる。





●5/9 現在KFSの養魚場には、大小合わせて約?27の養殖池がある。連休中にたくさん放流したので、3面の池が空になってしまった。空の養殖池があっても全体の経費はあまり変らない。しかもサカナの放養密度は低い方が安全なので、空の池が存在することは何のメリットも無い。

だから養殖池がひとつでも空いたら、飼育密度が高い池のサカナを半分移動したりして飼育密度を下げるのが基本だ。せっかくサカナを移動するのだから、ついでに大小の選別をする。当然、けっこうな手間が掛かるので連休で釣堀の方が忙しかったりすると、サカナの移動は後回しになりがちだ。で、今回の連休のように3池も一度に空いてしまうと、それらの池にサカナを大小選別しながら移動するのが大変な手間となる。つまり連休中は釣堀が忙しく、その翌週は魚の移動が忙しいことになる。

しかもGWの後の後片付け?が終わる頃には狩野川のアユの解禁が迫っているし、その後には日本中の各河川が解禁となり、アユの選別販売が忙しい。まあ、これから8月までがヒマだったら商売にはならないのだが、昔のように、必ずしも「忙しい=儲かる」ではないから力が入らない。



●4/26 伊豆半島には、アユを飼っている小さな養魚場がいくつかあり、そこにアユの稚魚を売るのも私の仕事だ。20年くらい前の最盛期には、サクラが咲く頃からGWまでは稚魚を、その後、夏休みまでは成魚を2トントラックで配達していた。養魚場への道が狭いので大型トラックでは入れないのだ。

それがバブル崩壊、狩野川のアユ釣りの不振、魚病、海産アユの不漁などが重なり、まったく売れなくなってしまった。それらの養魚場は規模が小さく観光地に密接した商売なので、旅館納めやオトリアユの配達以外で採算が取れるようには出来ていない。売り残さない様にするには生産量の縮小しかない。かくして稚魚の購入量も減ったので私もヒマになってしまった訳だ。

今日は中伊豆まで、30gのアユを約6000匹運んだのだが、今年最初の配達となった。花はサクラからツツジに変っていた。



●4/25 痛い話が嫌いな方は読まないこと。

今年になって右足の親指の爪が痛い。見ると縦に黒い筋があって、だんだん長くなるのに比例して痛みも増す。爪が伸びれば自然に治るだろう・・・と楽観していたが、そうでもないらしい。ここ1ヶ月は爪に負担が掛からないように登山靴を履いていた。で、今日、血圧の薬を貰いに行くついでに先生に爪を見せた。

「うーん、こりゃ何か入ってるな・・・剥がしてみるか」とニッパーみたいなモノを手にした。
「ちょ、ちょっと待った! 爪を剥がしてまでは治して欲しくないぞ」柿田郎、心の叫び。
ベッドに寝かされたまま、この危機をどうやって脱出するかを考えた。思考がこんがらがっている間に、ニッパーで爪を切る音が・・・! 「見ないほうがいいですよ」と看護婦さん。「そ、そうですよね・・・ところで麻酔ってしないんですか?」と恐る恐る尋ねると、「部分的に剥がすだけだからね・・・それに麻酔の注射も痛いよ」、本当かよ、面倒だからってことじゃないんだろうな。

チョキチョキという音と共に、時々チクッてきたりズキンとくる。現場を想像するのが恐ろしい。20分ほどで「終わりました」という声を聞いた。サウナから出た時の様な爽やかさだ! と思ったら全身に汗をかいていた・・・今は、まだ多くを語れないぞ。



●4/23 2ヶ月以上前の朝日新聞の記事だ。アユなどの川魚を食べてしまうことで被害が出ている「野鳥カワウ」について10都道府県と環境省が保護管理の指針を初めて作成した・・・とある。内容は以下だ。

「各都道府県が協力して、同じ時期に一斉に河川からカワウを追い払えば、水辺に降りられなくなったカワウは餌を採れなくなって、やがて餓死する」、対して野鳥の会「水量が少なさ、魚の隠れ場が少ない水路などを改善し、多くのサカナが住むようになればアユが食べられる確立は減る」

タバコの税率を上げれば喫煙率が下がっても税収は減らず、健康的になるので医療費や保険料の負担も減る・・・っていう方が、まだ現実的である。



●4/21 熟睡していたが、びっくりして目が覚めてしまった。伊豆半島に住む者にとって地震は珍しくもないのだが、ドーンと来る度に「遂に来たか、東海地震!」と思ってしまう。私の場合、夜中の地震では、まずメガネを探す、もちろん枕元に置いてあるのだが、とりあえずメガネを掛けてしまうと一安心だ。ラジオをつけたら震源地は伊豆半島東方沖、「こりゃまた来るな・・・」と思いメガネを掛けたまま寝た。伊豆に住む者の知恵だ。

東伊豆の群発地震は数年の周期で発生する。それで地下の地震エネルギーを徐々に放出しているから、かえって大地震には繋がらないと言う学者もいるが、群発地震が発生する時期によっては観光産業は大きな打撃を受ける。今回の群発地震がまだ続くとしたら、GWの観光客のキャンセルが怖い。



●4/17 ひまわり6号の調子が悪いらしい。映像が送られてこないというから、KFSのライブカメラの調子が悪いというのよりも大問題かもしれない。天気予報といえば付き物の「気象衛星ひまわり」からの映像は、すっかりお馴染みになってしまったが、36000kmも彼方から撮った写真を、36000kmも電波で送ってくるのである。地球の直径を13000kmとしたら、その約3倍も離れたところで「ひまわり」は困ってしまっているのだ。もちろんJAFは来てくれないし、誰も近くを通らない。

関係者は回復に努力している様だが、そんな遠くにある故障した機械をどうやって直すのだろうか。もちろんPCを通じて、魔法みたいな信号を送っていることは想像がつく。本当は叩けば治りそうな気もするが、どうやって叩くかが問題だ。もしかしたら、バネ仕掛けで自分を叩くハンマーを持参しているような気もする。



●4/14  今週は太陽が見えない。まとまった雨も降った。何だか入梅してしまったような日が続いてKFSも、がらがらの日々だ。今年は湧水が少ないので雨も有難いのだが、出来れば平日の夜中に降って欲しいものだ。

ところでハワイでは、もう40−50日も天気が悪い日が続き、大雨による被害も相当出ているということだ。観光客が減ることも勿論だが、雨による濁流が海に流れ込むことによって海が濁ると、サメが海水浴客を襲う被害が増える傾向にあり、実際に被害が出ているという。濁りが入ると活性が上がる・・・ってやつか。サメがいるから海に入らない様に・・・って注意することは当然だが、それによるイメージダウンは深刻だろう。天気が回復して「さあ、海に入って下さい」って言われても困る。その点、雨が降ってもサメに食われるキケンが無い「管釣りファン」は幸せだ。それに釣堀や養魚場も山や地下に水が蓄えられると思えば、マイナスばかりではない。

ハワイは天気予報(yahooの)を見ても、この先もずっと雨だ。ハワイに行ってる観光客は、毎日何してるんだろ。



●4/13 11日の静岡新聞夕刊の記事だ。「三島市が対外的に余り知られていない地元の名所を、東京の旅行会社に売り込み写真撮影ツアーの誘致に成功した・・・」何をもって成功というのか判らないが、自治体がこのように積極的に新しい客層を呼んだことを自画自賛していた。

確かに三島市には箱根山から見る富士山、旧東海道、三島大社など絵になる歴史や自然がある。最近では市を挙げての「せせらぎ計画」によって、水の都を復活させようと、市内を流れる桜川や源平川の整備や遊歩道作りに力を入れている。JR三島駅の南口からKFSまでは2kmちょっとで、「知らない街を散策しながら釣堀へ・・・」 というのが好みの方?には理想的だ。駅前の楽寿園から数百mに渡って桜川沿いに遊歩道が設けられ、真夏でも涼しげな散歩道だ。

本来なら、そのまま佐野美術館の方へ南下すれば、せせらぎの散歩道が繋がっているのだが、KFSに行くには西に向かわなくてはならない。それでも広小路駅から10分も歩けばKFS北側の湧水公園(正確には清住緑地って言ったかな・・?)に至るし、そこを通過すればKFS前の丸池に出る。地元に住んでいると忘れてしまいがちだが、確かに市内にこれだけの「せせらぎ」があるところを他に知らない。



●4/11 モンゴルが建国800年だそうだ。私は次女のミハルが中1と高1の夏休みに、二人でモンゴルの草原のゲル(パオ)に泊まって、毎日、乗馬だけの日々を過ごした・・・といっても4−5日だが。電気電話、水道ガスも無い。店も無いし隣近所も無い・・・が、美しい草原と星空はいくらでもある。

モンゴルの草原と聞くと、とんでもなく遠い感じがするが、実は成田から4−5時間飛行機に乗って、2−3時間走れば大草原だ。夜の便が多いので伊豆半島に住む私でさえ、お昼に家を出れば夜中に草原のゲルに入れる。最近では日本から3泊4日なんてツアーもあって、2人から催行してくれる。今頃なら10万円ちょっと、夏休みを外せば12万円くらいからあるだろう。まる2日間は電気無しの馬漬けだ。

短期間で非日常を味わうなら、こんな良いプランは他に無いと思うが・・・。でね、モンゴル政府は建国800年を記念?して、年内はビザ無しで入国出来るようにするんだそうだ。2人なら1万円以上浮くから、KFSへも来れるじゃんね。今年、モンゴルへ行くとKFS1日無料券が付いてくる・・・という不思議な話でした。

尚、興味ある方は2004年9月の養殖日記に「大変なことになったぞ、モンゴル日記」があります。



●4/10 ん〜美味しい!! で始まる「冷凍ミカン」がヒットしている。ミカンといえば静岡。地元のFM局で2月から毎日の様に流れていたが、CDがリリースされたのは今月になってからだ。初めて聞いた時には静岡県ミカン組合?が強烈にプッシュしてるのか? きっと「ご当地ソング」で終わると思われた。が、毎日聞かされていると、家族旅行では列車の中でよく食べた、あの冷凍ミカンの思い出と、ちょっと昔風の曲調が妙にマッチしていて、なかなか楽しい。ところで、あの細長いビニール袋に4個入った冷凍ミカンって今でも売ってるの? おそらく、この曲のヒットで、誰もが「冷凍ミカン4個入り」を食べてみたいと思うはずだが・・・

急に「冷凍ミカン4個入り」の需要が増えたって在庫が無ければ売れない。急遽「冷凍ミカン4個入り」を作ろうにも、今はミカンの季節じゃないから高価なハウスミカンしかないぞ・・・多分。で、実は昨年の内に安いミカンを凍らせておきました、という訳でコンビニにどんどん並んだらミカン組合は偉い。いずれにしても余ったミカンを冷凍しただけで売れたら、こんな「ん〜美味しい!!」話は無い。こりゃ「静岡県お茶組合」も黙ってはいられまい。ちなみにレインボーの生産量も静岡県は1位だ。誰か棚からぼた餅を落としてくれないかな。

注:レインボーの生産量は長野県、静岡県が1,2位だったと思います。最近、両県共生産量が激減してるので正確な数値は判りません。



●4/9 何の商売でもそうなんだろうけど、養殖魚を売るにしても、こちらから「サカナ、要りませんか?」と声を掛けるよりも、相手から「サカナ、ある・・?」と電話がかかってくる方が高く売れる。それでも釣堀用のトラウトは年間を通じて、そんなに価格の変動が無いので、売るタイミングで致命的なダメージを被ることは少ないのだが、アユは売れる期間が短い上に、基本的には早期出荷程値段が取れるので、育てて売るタイミングが非常に重要となる。

で、早いうちに大小選別を繰り返し行い、常にサカナの在庫状況と出荷できる時期を把握しておく必要がある。各池のアユが出荷サイズに育つ時期を的確に予想することも重要な仕事だ。後は、その時期に、相手が私を思い出して「サカナ、ある・・?」って電話をしてくれるように、ひたすらテレパシーを送る訳だ。もちろん、自分の養魚場の在庫状況を、こちらが不利にならない程度に「お得意様」に知ってもらうために、わざと機密情報を流すことも技のうちだ。



●4/9 稚アユは順調に育っていて、大小の選別も一通り済んだ。面倒?な大小選別を何回もするのは、各養殖池のアユの大きさをある程度揃えておくためだが、これはアユに限ら全ての養殖魚に必要なことだ。その理由の一つに、それぞれの固体に合った大きさのエサを与えるためということがある。アユの場合、トラウト類と比べたら、口が小さいし、その食生もガツガツ食うタイプではないので、エサの大きさは非常に小さい。

大体、初期飼料が2種類、稚魚用が2種類、成魚用が2種類の大きさの粒となっている。一番細かいものは「ほとんど粉」、稚魚用で顆粒状の砂糖粒くらい、成魚用でも米粒の半分程だ。当然、初期飼料や稚魚用は高価なので、大小選別をしっかりして、大きな固体には安いエサを食べて貰おう・・・という訳だ。価格的には初期飼料は稚魚用の3倍、稚魚用は成魚用の50%増しだから、飼料代が経費の半分を占めるアユ養殖の場合、何時までも離乳食やお子様ランチを与えている訳にはいかない。少しでも早く、豚丼の特盛りにしたいのだが、これも焦ると消化不良で失敗する。

トラウト、特にレインボーは魚体も口も大きいので、鉛筆くらいの太さのペレットまである。



●4/7 伊豆の国市の市民になって1年が過ぎた。昨年の今頃は「イズノクニシ・・・?」うーん、どうにも馴染まない名前だ・・・なんて思っていたが、そこは日本人、すっかり慣れてしまい何も不自然ではなくなった。

ところが先日、沼津市の某漁協の駐車場で東京方面ナンバーのクルマに道を聞かれた。「えっと、ここから土肥へ行くには、そこを右折して伊豆の国市に出て、伊豆中央道を伊豆市の方に向かえばいいんですよね?」 「???・・・???」 船原トンネルを抜けて土肥に行くのだから合ってると判るまで10秒以上を要した。

「そこを右折して長岡に出て、伊豆中央道の修善寺で降りて、湯ヶ島を通って・・・」群下だった1年前なら、こういう説明になるのだろうけど、市に昇格してしまうと「伊豆」ばかりでややこしい。行き先が土肥でなくて「中伊豆」だったら、どうなってしまったのだろう・・・早口言葉じゃないか。伊豆の国市から伊豆中央道に乗って、伊豆市を通って中伊豆へ・・・更に東伊豆にも出られるぞ。ついでに「中伊豆も伊豆です」って英語で言ってみよう。

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