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●12/31
あと数時間で2005年も終わるわけで、私としても、この記念すべき日記に、もっともらしいことを書きたいものだが、それは難しいし、似合わない・・・と思っている輩が多いだろう。私にとっての2005年は、ここにも何回かに分けて書いたがバルトロ氷河のトレッキングに行けたことだ。あまりに長く夢見ていたことが、思いもかけずに簡単に実現してしまったので拍子抜けしてしまった程だが、人生の3分の2以上を生きてしまった私には、ひとつの区切りになったことは確かだ。 ●12/11 ヒレピンが加わって管釣り雑誌・・・というか管釣りの話題が豊富な雑誌が3冊になった。他にもあるかもしれないがKFSに送られて来るのが、その3冊だ。一応業界人?だし、面識のある方が度々出ているので一通り目を通す。ひとつひとつの記事は、なかなか面白いのだが3冊全体を通して見ると、これでは管釣りを始めたばかりの初心者は混乱してしまうだろうな・・・というのが感想だ。 今回はコーギーさんとSATO_Sさんと私の3人で視察に行ったのだが、ふたりは楽しそうに充分釣ったのだが、私にはまったく難しかった。SATO_Sさんはトーナメンターとしても活躍しているので、どんな状況でも人並み以上に釣るのは納得出来るが、コーギーさんが私の3倍釣ったのはショックだ。 コーギーさんは底を引くのが得意だし、私は表層を引くしか能がない。だから他所に行ってもKFSでも二人してぼこぼこ釣れることは無い。それが今日は見事に「キモは底」だった、というか表層には完全に無反応だった。引き出しの少ない(二つしかない)私には、その状況を打破する手立てがなく、buxで単純に底を攻めるコーギーさんに完敗してしまった。悪いことに?開始早々の1匹目は私に来た。いつものKFSスプーンの表層引きに、いきなりイワナがアタックしてきて釣れてしまったのだ。池とサカナを見た時に、こりゃ表層には出ないな・・・と判断したのに、この1匹で「こりゃ、いつも通りで釣れそうだ・・・」と思ってしまったのも失敗だった。 ダイドーカップでは、あちらのオーナーのユキさんにも負けた。まあ、これは開店記念のプレゼントだ。 ●12/7 急な話だが明日、噂の「瑞浪フィッシングパーク」へ視察に行くことになった。ご存知、中村水産のユキさんが始めた管理釣り場だ。まだプレオープンということで施設は完全には整っていないらしいが、ユキさんが管理しているなら安心・・・何が?・・・だ。管理釣り場を始める動機というのは、いろいろだが、管理釣り場での釣りが好きだから・・・という理由で始められる方は意外と少ない。ちなみに私は養魚場経営がイヤだったからKFSを始めた。自分の土地に池があった、管釣りは儲かりそうだから、煽てられて・・・というのが今まで多かったのではないかと思うが、これからは釣り好きが高じて管釣り経営に乗り出す方も増えてくるかもしれない。 名古屋圏がターゲットとなるわけだが、こちらと比べるとライバルが少ないので経営は順調に行くに違いない。私も管釣り経営10年になるのだが、お客様にサカナを釣って頂くのが、こんなに難しいことだとは思わなかった。また「釣れれば、いいってもんじゃない」っていう不可解な?要素が介入して来るのも、この仕事の難しいところだ。お客さんの会話で、○○フィッシングエリアは釣れないけど面白い・・・なんて聞いてしまうと混乱する。私は50歳を超えたが、まだこの「釣れないけど面白い」と言える域には達していない・・・っていうか一生無理だと思う。それでも最近は人間が出来てきたのか時速2匹なら我慢ができる・・・といっても3時間までだが。さて明日は、どうなるだろうか。 ●12/6 昨夜は私の母の「お誕生日会」が三島の料亭?で行われた。80歳になったのを祝うと共に、綾部養魚場の忘年会も兼ねていた。と言っても参加者は僅か8人だ。母は生まれたのは静岡らしいのだが、沼津に住んでいる時に空襲にあって命からがら逃げたり、軍事工場で働いたり、終戦後は闇市でも活躍した・・・という。当時の綾部養魚場に嫁げば「食べ物が食える・・・」と思った、と自ら話してくれたが本当かどうかは知らない。そんな母を親父は、当時三島に何台もなかった白塗りのタクシーで迎えに行ったというからカッコいいではないか。 悲惨ではあったが日本の激動と共に青春を生き、日本が可能性に満ちていた時代を過ごしてて来たのだ。母が今のKFSに嫁いで来た時には、もちろん今の様な養魚場は無く、素掘りで杉板で土留めをした池が幾つかあり、池の底から湧いていた水で僅かのレインボーやウナギを飼っていたに過ぎなかっただろう。当時は人間の食べ物でさえ満足に無かったのだから、サカナには何を与えていたのか? それに関しては長くなるので又の機会にしよう。 それ以前からサカナ飼っていたらしいが、日本でニジマスの養殖が民間レベルで軌道に乗ったのは戦後10年ほどしてからだ。1960年代には輸出が絶好調でニジマス業界は空前の景気に湧いた。その後のドルショック、国内販売への転換、ウイルス病の蔓延、サカナ(ニジマス)離れ・・・と養鱒業界の生き証人でもある。私の代になって支店であった養魚場を売却、養殖池を壊してKFSに・・・と綾部養魚場のニジマス作り?としての使命はほとんど終わったに等しい。業界自体も衰退するばかりだ。私が80歳はともかく、あと15年も生きたら、「昔は静岡や長野にはニジマスの養魚場ってのがたくさんあって・・・」何て話しているかもしれない。 ●12/5 そういえばトイレの下?の水路にも巨大なブラウンが泳いでいる。あれもそろそろ何とかしなくてはならない。あの大きさだと当然3号池に放流することになんるのだが、KFS3号池では、なぜかブラウンやイワナは外道として扱われてしまうので、可愛そうな気もする。ブラウンはレインボーの倍くらいの単価だから本当は有難いはずなんだけど。 ブラウンがまた難しいサカナで、やはりこの時期に成熟する。だから春から夏に掛けて放流したいのだが、ブラウンには「せっそう病」というやっかいな・・・あれ?せっそうさんっていたな・・・病気があって、これが水温が上がると発生し易い。KFSの養魚場及び釣り池では魚病というのは、ほとんど発生しない。その中で唯一がんばっているのが、この「せっそう病」だ。小さい時にはイワナやアマゴも罹る病気だが、ブラウンは釣り池の中でも発病し易い。他の魚には感染しないようだが「病気のサカナがほとんどいないKFS」としては扱い難いサカナではある。 ブラウンが害魚に指定されるというウワサもある。そうなるとブラウンの養殖は現実的には不可能になるが、そりゃ都合がいい・・・と自分勝手な考えになることもある。とりあえずトイレブラウンもぼちぼち放流していくつもりだ。 ●12/4 お客さんもKFSに来られる度に気になっているかと思うが、こども池の流れ込みにいるイトウだ。半年前に購入して夏には放流する予定だったが、そのイトウ様の体調が良くなく、なかなか回復しないので食堂のロウ細工のような存在になってしまっていた。お付き合いで買ったのだが、KFSに着いた時には肌は荒れているし、エサも食べないし10数匹が死んでしまった。 一般のトラウトが秋から冬に成熟するのに対して、イトウは5−6月に成熟するらしい。トラウトに限らず・・・サカナに限らずか?・・・成熟時にストレスを与えることは当然良くない。まあ、それをやってしまったわけだ。最初の1ヶ月はエサも食わずに痩せていく一方で全滅してしまうかに思われたが、その後、エサを少しづつ食べるようになり回復した。 で、今週末からでも放流しようかと思う。3号池のみとなるが、やっぱりイトウは高いし食べても旨いものではない。とりあえずは今まで通り・・・といってもイトウを放流するのは3年ぶりだが・・・リリースとしたい。放流したてのイトウはルアーを丸呑みし易いので困ったものだが。 ●12/3 いよいよ今年も押し迫った・・・まだか。さて年末年始のKFSの営業だが「無休」となる。今年、初めて元旦営業をしたところ、なかなか評判が良かったので、来年もやろう、と張り切っている・・・らしい。例年通りタグレインボーも放流する。釣れたら3時間無料券が貰えるってやつだ。全体で70−80匹を放流するが例年20−30匹しか釣られない。もうちょっと釣られても?いいのだが100匹放流したら95匹釣られてしまった・・・なんてことになると、その後の放流事業に差し支える。 お正月だから大サービスでがんがん釣れるかと思ったら、そうはいかない。楽しく釣って頂く様にたくさん放流はするが、サカナが働く気があるかどうかは判らない。正月は人手が足りないから「放流したいヒト」は歓迎だ。混雑するだろうから「勝負事」は様子を見ながら行うこととする。どういう理由か、今年はどこの管釣りも今イチ釣れないというウワサを聞く。これは管釣りブームで予想以上の釣り人が入ってスレてしまったのか、他の原因があるのかは知らないが、KFSではお客さんの様子や私が漁場調査をして適時に放流するつもりなので「まったく釣れん!」ということは無いはずだ・・・ろう。期待して下さい。 それと12月は第4木曜日が22日だが、例年12月は無休が定着しているので営業することにした。 ●12/2 今日はヒレピンの取材があった。とはいってもラインと釣果との因果関係の実験で、何人かの釣り人がタックルを変えては釣りをする、という忙しいものだった。ルアーはスプーンだけということで、最近スプーンに渋いKFSで大丈夫・・・? って心配したが、そこはプリズム西沢氏を代表とする東西のプロフェッショナル達、次々とサカナを掛けていた。プレッソ高田氏も、冷やかし??に来られていて、今日は凄く釣れる・・・とがんがん掛けていたが、どれどれと私が横で投げてみると見事に釣れない。サカナ達も今日はご主人様に生贄を出すよりも、もっと重要な仕事と捉えたのだろう。 ほどほどに釣れていた様なので、興味深い結果が得られたらしい。まあ、詳しい内容は来月・・かな?・・のヒレピンを読んで頂こう。って、私がヒレピンの宣伝をする必要は無いのだが。 ところで取材する側にとって、管釣りの取材ってどうなんだろう?? 足場もしっかりしてるし電気も来てるから取材自体は簡単だろうが、取材して「(たくさん)釣れませんでした・・」じゃ済まない分、自然界のそれよりやり難いのか。私としても「放流して・・」と頼まれれば放流するが、放流してし異常に釣れる状況を作ったら他のお客さんの手前もマズいし、取材側も目の前で放流されたら「後ろめたい」だろう。釣果をコントロール出来るだけに、正確な管釣り取材は難しいのかもしれない。 ●12/1 今年も12月に入った。毎度のことながら1年がすごく早く感じる。管釣りブームと言われながら、今年、特に11月のKFSは冴えなかった。平日は「こんなもんかな?」くらいには来場者があったが週末は「混んでしまって、どうしょうもない・・・」ということが1日もなかった。新しい管理釣り場が次々とオープンしているので釣り人の分散化は仕方が無いにしても、このヒマさは不思議なくらいだ。KFSは開設して10年目を迎えた。3年ひと昔10年大昔というがKFSの内容自体が「昔風」になってしまっているのかとも心配する。 私は釣堀だけでなく養殖の仕事でも、時々原点に戻って、また第三者の立場になって自分の仕事を見直してみることを大切にしている。それが他所への視察であり毎日の漁場調査なのだが、気をつけていてもマンネリ化は避けられないようだ。というか、10年間、同じ釣り池に同じサカナを放流して釣って頂く・・・考えてみれば、それで10年間も来場者が増え続けて来たことの方が不思議なのかもしれない。しかし現実的にはつり池の形は変えられないし、放流魚だって基本はレインボーでやっていくしかない。考えてみれば釣堀って「他所が出来ない画期的なもの」が難しい商売だ。池を作ってレインボーを放流する・・・で70%、他の魚種が10%、バーベキュー等の付加価値が10%、その他が10%ということか。基本的には「元気なレインボーをたくさん釣らせる」で間違ってはいないと思うのだが、もしかしたら、それは10年前の感覚なのかもしれない。 新しい感覚で造られた管理釣り場に視察に行きたい気分だ。 ●11/30 実はトリプルフックを禁止とした効果は、こんなところにも現れた。KFSの釣り池は、ひとつひとつが小さいので、がんばれば?養殖用の地引網で放流されたサカナを寄せてくることが出来る。これは大変な重労働であると共に、網に絡まったロストルアーが手に刺さる危険があるので、ほとんどやったことが無かった。特に二つ以上のトリプルフックが付いたルアーが網に絡まると、これはどうにも解けない。結局そのままにして、とりあえず作業を続けてしまうので非常に危険であった。実際に事故もあった。 これが完璧にシングルのみとなれば、地引網を使って釣り池のサカナを気軽に移動・・・重労働には変わりないのだが・・・出来るようになる。これはけっこう画期的なことであって、放流されたトラウトはキープされるか死ぬまで同じ釣り池にいる・・・という原則?が覆される。とりあえずは5号池の「ほぼ無制限」企画等、新しい考え方が生まれる。ルアーにスレてしまったサカナを集めて格安エサ釣り池なんかも簡単だ。要望があるかは別として、「超スレマス池」だって出来る。子供池のサカナもローテーションに加えれば、より釣れる子供池も可能だ。 もちろん、実行に移すことになれば養殖経験40年を誇るKFSのスタッフの力に負うところも大きい。 ●11/29 最近5号池は難しいが釣れると良く引く・・・と感じた方が多いんじゃないだろうか。実は6月から5号池には新しいサカナは、ほとんど放流していない。北池の放流密度が上がり過ぎてしまって間引いたサカナが主だ。古い?サカナだけを間引くというのは不可能なので選別することなく、地引網を使用してだいたい?でサカナを回収し「なんちゃって渓流」に集め、2−3ヶ月エサを与えてから5号池に放流した。 3ヶ月もペレットを与え続ければ人間との信頼性を取り戻すだろう、と考えたのだが現実はルアーを忘れないでいるのか、あまり釣られない。なぜかは判らないのだが、そうしたリサイクル魚は見た目が美しく引きが強いことも事実だ。トータルで長期間養殖することになるので、サイズは800g40cm以上と大きくなってしまう。これを上手く釣らせる?ことが出来れば面白い。 ということで、今のところ候補は5号池だ。5号池はKFSの最下流にあたるので魚の移動という点で便利だからだ。もちろんC&RもOKだから今まで通りの楽しみ方も出来る。ただ、まったくの無制限としてしまうと、かつての「北池のフライ漁師事件」が再発しかねないので50匹くらいの制限はあったほうが良いと考える。しかも何が起きるか判らないので、上手く軌道に乗るまでは期間限定としたい。 ●11/28 で、良ーく考えたのだがKFSの場合、小さいながらも釣り池がたくさんあるので、その内のひとつにスレた?サカナを集めてしまって、その池だけキープ無制限とすればいいんじゃないだろうか。幸いなことにKFSのトラウトは美味しいことでも評判だ。お客様の中には尾数制限を気にして慎重にサカナを選んでクーラーボックスに入れている方もいる。食用のレインボーをメインに養殖して来た私にとっては、本来であれば彼らこそ養鱒業界を支えてくれてきた(今は支えても無駄だが・・・)人達なのかもしれない。 人間の勝手な想いだろうが、釣り池に放流されたサカナ達も寿命が来てカラダ中カビだらけになって死んで行くよりも、食べられた方が幸せかもしれない。上手く行けばの話だが、サカナが痩せて死んでしまう前にキープされてしまえば、死魚回収の手間も減るし、仕事をしないサカナ達へムダな餌もあたえなくて済む。釣り人にとっては新鮮な放流魚の割合が増えるわけだし、キープ派はたくさんキープ出来る。あなたもハッピー、私もハッピー・・・ってやつだ。 世の中、皆がハッピーになれることは大抵上手く行くことになっている。この件に関しては、もうちょっと煮詰る時間が必要だが、実は数ヶ月前から実験段階に入っている。 ●11/27 で、釣り池のサカナが無駄に死ななくなったのは良いことなのだが、特に最近ではC&Rが尊重?されているのかキープされる方が少ない。そのためサカナが減らない。これはけっこう由々しき問題であって、特にKFSのような小さな池、しかもサカナだけは幾らでもあるぜ!的な経営のところでは、放流密度がどんどん高くなってしまって困る。KFSのサカナが元気でよく釣られるのは、毎朝、餌を与えているからなのだが、これだと将来に渡って、まったく仕事をする気がないヤツにまで給料を払っていることになる。 数年前までは、どういう理由か放流するサカナと減耗していくサカナがバランスが取れていたのだが、リリース派が増えたこととサカナが死ななくなったことで微妙なバランスが崩れてしまったようだ。KFSとしては今まで通りの放流量を維持していても、それなりの利益は出るので放流量を減らすことは考えていない。そこで、この余ったサカナの始末が問題になる。 なるべくキープしてもらおうという方針にしていくと、どんどん釣れる放流魚から減ってしまうので結果的にはより釣れない釣堀になってしまう。古い?頭が良くなってしまった??給料ばっかりもらって仕事をしないサカナ???ばかりをキープしてもらえば理想的なのだが、はたしてそんな上手い方法があるのか・・・? で、考えた。 ●11/26 KFSが全面シングルフックのみが使用可となって、約4か月が経過した。シングルフック化に関しての提案をしたのは昨年の今頃だったと思う。当時は私も「本当にそれでいいのか・・・?」「もうちょっと待った方がいいんじゃないか、全国的にシングル化が普及してからのほうが抵抗がないんじゃなかろうか・・・」と自信が無かった。周囲が煽るブームの中にいると環境は1年で随分変わる。僅か1年前には???と思っていた事項が今や「当たり前」の感覚となりつつある。 シングル化はサカナが無駄に傷つき、それによって死んでしまうロスを減らしたい・・・つまり仕入れたサカナがもっと仕事をしてくれるようにという釣堀側の一方的な事情でしかない、とも言える。購入時点でトリプルフックが付いているルアーを金と手間を掛けてシングルフックにしろ・・・というのだから、他のサービス業では考えられない事態だ。トリプルフック愛好家?とは言わないまでも、シングルフックに取り替えるのが面倒だと感じた方が他所の釣堀に流れてしまうことが心配だったが、その影響は最小限に抑えられたと思う。 もちろん中には未だにトリプルフックのルアーを使う方もいるが、事情を説明すると快く了解してくれる。釣り池の水を抜いて掃除をすると何十個かのロストルアーを回収するが、最近ではトリプルフックのモノは一個も無い。シングルフック化によるサカナの生存率?のアップは画期的で私がリストラ作業をしていても、口やエラが激しく損傷して死んでいるサカナは皆無となった。例年なら、KFSといえどもそろそろ水カビが付いたサカナが目立って来るのだが、今年はほとんど見えない。ただ、サカナが無駄?に死ななくなったことで、ちょっと困る事態も発生した・・・それは次回。 ●11/24 お騒がせしましたが今日帰国しました。ヒマラヤの話はともかく、今日の昼にKFSに寄って釣り池のサカナを見て秋の深まりというか冬を感じた。特に大きなサイズのレインボーが表層を力無く漂っている。こりゃ釣れないパターンだ。トラウト類は主に日照時間によって季節を感じているといわれているが、もちろん気温の変化に伴った水温変化にも敏感なはずだ。 だから、今頃の季節になると養殖池のサカナもすっかり「気分はサケ」状態になってしまい、わずかな流れを感じて河を遡っている気分になってしまうらしい。TVの「生命の脅威、サケの一生」等?でもお馴染のように、河を遡り始めたサケはエサも食べないで卵を産むところを探す。養殖池の中でも「サケになってしまった固体」はあの大好きなペレットにさえ、ソッポを向く。 養殖の場合は、そんな「サケ」が出来てしまったら商売にならないので、「サケ」になる前に売ってしまうのが基本だ。しかし釣り池の場合は、どうしょうもない。特にKFSのように夏場にナイター営業をしていて、今頃になって突然、ナイター終了で照明を早々と切ってしまうと、一気に歳をとって「サケ」になってしまうようだ。 その対策としては小さめのトラウトや3倍体を放流する等の方法をとって来たが、それとて翌年の同時期となれば寿命を迎えることになる。理想的には放流された魚が、きちっと全部釣られてキープされていけば問題は無いはずなのだが、そうするには現在の成熟の問題をクリアする以上に難しいことは判るだろう。 で、KFSじゃなければ出来ないことを考えた。ちょっとヒンシュクを買うかもしれないが年内には実行に移したい。 ●11/7 そういう理由で?明日から2週間ほどネパールに行って来る。ネパールには2001年に行ったのが最後なので、4年ぶりということになる。以前に書いた高所順応の研究も興味深いが、他にも確かめたいことがあった。 先日行ったバルトロこそ究極のトレッキングだ・・・というウワサがあるが、昔、行ったエベレスト周辺のトレッキングだってスゴい眺めだったぞ。特にゴーキョは良かった。だからバルトロ氷河のコンコルディアに着いた時は、「スゴいけど、こんなものか・・・?」と思ってしまった。バルトロは30年間も私の心の中で育ってしまっていたのかもしれない。で、ゴーキョピークに登った時の、あの眺めと感動は大したことないのか・・・? こりゃ確かめないわけにはいかないだろう。 エベレストを眺められるクンブー地方のトレッキングは、世界で一番人気のコースだろう。小さな飛行場があるルクラという村がスタート地点だ。ここに飛行場が出来る前は、カトマンズから10日間掛けて歩いたと聞く。世界中からエベレストをひと目見ようと老若男女が集う。しかし、それもルクラから2−3日のところまでで、4000mを越える辺りからトレッカーの数は激減する。 私は標高5400mのゴーキョピークを目指す。すっげー高い・・・と思ってしまうがヒマラヤでは氷河の横に飛び出した丘に過ぎない。団体旅行でも良かったのだが、ゴーキョに3−4泊したいので、ひとりで行くことになった。 KFSに通って下さっている皆様には、留守中もよろしくお願いします・・・と言うしかない。 なんだか、ぜんぜん釣れないや・・・という時はスタッフに相談して下さい。場合によっては(場合によっては・・だよ)緊急放流するように言っておきました。 ●11/6 3回目となったKFSレディースデーが開催された。過去2回の経験を活かし、今回はキャストが出来る方と、まったく初めての方とに分け、それぞれ色違いの入漁証を付けて頂いた。それによって適切な指導を受けられるように工夫したつもりだ。これが功を奏してキャストから教わる方は北1号池、他の方は2号池に入ってもらい実釣が始まった。 KFSレディースデーの趣旨は「とにかく釣らせる!」だ。ご存知Neiさんの「15分以内に1匹は釣らせるように・・」の号令の下、プレッソ高田氏を始め、KFSのお馴染みさん達がマンツーマンでレディー達のお手伝いをした。KFSとしても、彼らの熱意??に応えるべく40分おきに大量放流を繰り返した結果、初めて釣りをするという女性を含め参加者全員が10匹以上の釣果を得た。 もちろん、その間は来た1,2号池は貸切としたので、レディー達は「釣れる」ことの楽しさを十分に味わって頂けたと思う。こういう機会を設けることで、少しでも管釣りファンが増えてくれれば、皆で楽しい。 ●11/5 思い出したが10日くらい前で、KFSは開設10年目を迎えた。何処かの釣り雑誌の管釣り紹介に「静岡県では老舗の・・・」と紹介されていたのには驚いた。私としてはKFSは、まだまだこの業界では新参者のつもりでいる。3年ひと昔、10年大昔・・・ということか。 10年前にKFSが開設された頃というのは、私の目から見ての判断だが管釣りに限らず、どの釣りも今よりも盛り上がっていたと思う。芦ノ湖や河口湖へのトラウトの放流も盛んだったし、釣り人も溢れていた。日本中でバス釣りがブームになっていた。なのに管釣りもフィーバー??していた・・・ように思う。いずれにしても今の何倍もの人間がロッドを片手に海に湖に、川へ釣堀へと出かけて行った。 あの釣り人達はどこへ行ってしまったのか? なぜ、釣りから離れてしまったのか? 景気が悪くなって釣りをする余裕が無くなったのも原因のひとつかもしれないが、やっぱり雑誌やTV、釣り業界に踊らされて、踊り疲れてしまったのではないのだろうか。つまり思っていたよりつまらない…釣れないからだ。 そんな中で今、管釣りに追い風が吹いている・・・っていうか、無理やり風を起しているわけだが、どんなに風を操作しても「釣れなきゃつまらない!」面白くなければ止める、という公式は変わらない。今の世の中、面白い遊びは他にいっぱいある。どうしたら釣れる様になるのか・・・真実は恐れ多くて、ここには書けない。 ●11/4 ロッド&リール誌の別冊「管理釣り場の遊び方、選び方」を読んだ。カラーページには豪華なタックルやカラフルなルアーの写真が溢れ、有名人が次々と登場して管釣りを盛り上げてくれている。釣堀側としては今までと同じことしかしていないのに、世間様がこんなに応援してくれるのだから本当に有難い。 しかし、何時の間にか、なんでこんなにお金が掛かるの・・・?みたいな趣味になってしまったことは心配だ。確かに良く出来た(高価?)なタックルは釣果を向上させるが、釣堀の基本である「ちょっと釣りをしてみたい」という釣堀本来のお客様にとっては逆風となりそうだ。釣堀での釣りとは、もっと気楽だったはずだ。 要はタダじゃ応援しませんよ・・・ということなのだが、「管釣りって、お金がかかるよね・・」って言われ出したら怖い。私としては今のままでいいから、10年先も忘れられないようにしたい。 |
●10/26 ヒレピンという釣り雑誌が創刊になった。不思議な名前だと思う。天然のサカナは基本的に全てヒレピンのはずだから、養殖魚、しかもヒレが欠損し易いトラウトのヒレがピン!としていたらいいなあ・・・みたいなところから名付けられたのだろうか。管釣り専門誌ということなら的確なのかもしれない。管釣りで釣れるサカナの良し悪しを、ヒレが欠損しないでピンとしているかいないかで判断する釣り人が多い。釣り雑誌でもそうだ、釣ったサカナの尾ヒレがウチワ状になっていたりすると、わざわざ手を添えてヒレを隠したりする。尾ヒレはトラウトの中でも美しい部分のひとつだ。だから、そこを写さないということはヒレが欠損していると思っていい。 この「ヒレにこだわる」というのは、とっても正しい。特にレインボーやブラウントラウトは養殖中にヒレが欠損し易い。理由は、はっきり判っていないが養殖密度を高くするのに比例してヒレが欠けていくことを養殖業者は皆、知っている。つまり、たくさん飼って儲けようとするとヒレが無くなるのだ。当たり前だが管釣りで釣れるトラウトは、全て養殖物だ。厳しい大自然の中で数百分の一の確立で成魚に育つサカナとは見た目も違うし、性格や生態はそれ以上に掛け離れているはずだ。それに対して管釣りサカナ情報?のほとんどは、サカナ図鑑から仕入れた情報でしかない。更に管釣りマスター??諸氏の主観が混入するから、まったく現実的でない。この辺りに突っ込みを入れた情報を扱えば面白いと思うし、釣果にも好影響があるはずだ。なんて思ったが「養殖魚を人工の池で釣る」という現実を更に浮き彫りにするのは、我々業界にとっては良くなさそうだ。 ●10/25 好評のうちに3回目を迎えることになった「レディースデー」だが、次回は11月6日に開催される。「男ばかりで盛り上がっているのは相撲と管釣りばかりだ」と言う声から始まったレディースデーであって下心は余り無い・・・。当初は「女性だけにタダで、ぼこぼこに釣らせる」という簡単明快な目的があったのだが、私の優柔不断さのため、ちょっとズレてしまって、普通の釣り教室のようになってしまい、関係者の方に迷惑を掛けてしまっているかもしれないことは反省している。11月6日のレディースデーは、もちろんNeiちゃんやtakada氏の講義?や実地指導を期待出来るが、全員が手取り足取りというわけにはいかない。そこで常連さんやボランティアの方に手伝って貰うことになるかもしれない。当然、全員が満足する結果にはならないと思うが、それは今後のレディースデーへ布石となればいいと思っている。 おそらく今後も募集要項やルールが変わっていくと思うが、レディースデーの基本は「がんがん釣れて楽しい」であることには変わりが無い。サッカーで言えばシュートの練習のみだ。 ●10/24 PCが故障中、BBSのレスや写真館、日記等はKFSにある借り物のPCで更新していた。環境が変わったせいか、どうも思う様に日記が書けないでいた。ノートPCだから画面やキーボードがちっちゃいとかいう理由ではないのだが、何を書こうか思いつかないし、文章も出て来なかった。日記など、やっと書き終わって読み直してみると実につまらない。 なぜかな〜・・・と、ずっと思っていたのだが、先日、新しいPCが来て、かつてのように自宅で夜になってから日記を書き始めて、その理由が判った。さあ、その理由とは何でしょう? 旅に出たりすると毎日日記を書くが、今までの人生の中で10日以上連続で日記を書いた覚えは無い。なのに、こうしてほぼ毎日、しかも頭をしぼって?書いているというのは、やはり日記も仕事のうち・・・という考えからだろう。ただ残念なことは、当初の目的である「ボケ防止」のための効果としては、甚だ疑問ではある。 ●10/23 週末の天気が、久しぶりに良かったせいか今日は繁盛した。人気の1,2号池が一日中、満員状態が続く中、突然、初心者ばかり10人程の団体さんがやって来た。何とか釣らせたいと思っても、釣れそうなところにはヒトが入っている。どうしようか・・・と考えていたら、1号池にいた常連さん達が「ここで釣らせて上げようよ・・」と言って、他のお客さんと一緒に場所を譲ってくれた。しかも、投げ方から教えてくれる方までいた。こうなれば私も足元放流だ。当然、初めてロッドを握った女性にも、ぼこぼこ釣れた。 こういうことは初めてでは無いが、釣堀を経営する者にとって、こんなに嬉しいことはない。私は「常連」という言葉が好きではないので、なるべく使わない様にしているが、なかなかそれに代わる言葉が無い。お馴染みさんか・・・。我々業界だけではないが、とかく常連というのは煙たがれる。何をもって「常連」と言うのかは判らないが、彼らを「常連」と言うならば、私は良い「常連」に恵まれている。今日はダイドーカップ4回戦連続ブービーの記録も作ったし、幸せな一日だった。 ●10/22 今日は予定通り「イバリンボー」を北1、2,3号池、南1,2,5号池に放流した。結果は、あまり仕事をしなかった・・・だ。9時半頃、各池に放流したのだが、まったく釣れていない様子だった。そのうち仕事をするだろうと静観していたが、どうにも釣れないらしく一部から「釣れにゃー、釣れにゃー・・・」という呟きが私に聞こえるように発せられて来た。ご存知?イバリンボーはイワナとレインボーのF−1で非常に珍しいのだが、養殖していても明らかに虚弱だ。3倍体特有の酸欠に弱い・・という短所も受け継いでいる。放流しても、しばらくは目が回った状態に陥ってしまうのかもしれない。 それでもHP上でも予告してしまったし、釣れないじゃ済まされない? そこで1号池にはイバリンボーを直ぐに追加放流したが、2号池には安全性?を優先してレインボーを放流した。案の定、2号池は、いきなり釣れ始めたが1号池は沈黙したままだ。釣り人が2号池に移動し始めて2号池は満員に、1号池は、どうしてもイバリンボーを釣るんだ・・・というお客さんだけが残った。 もちろん、イバリンボーもけっこう釣られていたが、やはりレインボーの放流のような劇的な効果はない。KFSでは時々思い出したかのようにレインボー以外の放流をするが、画期的な結果に至ったことは無い。養殖業を営む立場からすれば、こんなに一生懸命働くレインボーの値段が一番安いというのは納得出来ない。安いから、どこの釣り場もレインボー主体の放流となる。しかし価格が他魚種と同じだったとしても、その仕事熱心さからして十分に対抗出来ると思う。現実的には、安い給料で命がけで仕事をしてくれるレインボーの存在が、今の管釣りブームを支えている。レインボー以外のサカナを放流するときには、「お前ら、給料が高いんだから、しっかり仕事しろよ・・」と期待するのだが、いつも裏切られる。 ●10/20 結局、トラブルの原因が何だか判らないまま新しいPCを買った。PCは嫌いだ・・・とか言いながら3台目だぞ。今回は判らないことがあったら、直ぐにKFSに持って行って、先生達に指導を受けられるようにノートPCにした。デスクトップだと図体がデカいので、これで○○万円とか言われても何となく納得していたが、ノートだと、こんなに小さいのにTVの様なモニターが付いたデスクトップよりも高いのはおかしい・・・と思ってしまうのがオヤジだ。 もちろん同じ性能なら小さくまとめることの方が技術的にも高度だし、コストも掛かるであろうことは判る。しかし、こんな高性能が詰まったハコを実際に持って歩く?ヒトは少ないんじゃないだろか。つまり、ほとんどの方が家の中での移動、又はクルマでの移動だろう。だとしたら、体積比で現在の2倍あっても良いから、もうちょっとリーズナブルなものもあっても良いのではないか。何だか「釣堀でしか使わないのに」やたら高価になってしまったハイテク釣堀タックルに似ている。 まあ、そんな理由で3週間ぶりにHPを真面目に更新せざるを得なくなった。 ●10/16 先週の3連休に続き、この週末も天気が冴えなかった。というより、悪かったのは天気予報だけであって実際の天気は、そんなに悪くなかった。これだけ悪い方に(釣堀にとって)ダイナミックに予報が外れたことも珍しい。やはり予報が雨となっていれば、普通のヒトは釣堀には行かない。だから予報が外れて釣り日和となっても、現場はがらがらとなってしまう・・・なーんてことは、1年に何回も書いている。しかし今回はひど過ぎるだろう。何で気象庁が「「雨がだ・・・雨だ・・」と主張したのか考えた。 秋は運動会の季節だ。気象庁の職員も庁内運動会というのがあるに違いない。職員の多くは運動会が嫌いなのだ・・・もちろん私も嫌いだが・・・だから運動会が中止になるように「雨が降る・・」と言っているのだ・・・としか思えない。まったく迷惑な話だ! 10月は夏の間、閉鎖されていた管理釣り場が次々とオープンするのでKFSはヒマだ。そんな状況の中でも来てくれるお客さんには感謝しなくてはならない。で、いつも感謝の気持ちでダイドーカップを開催しているのだが、当然今日も行われた。ヒマだ・・・と言いながら3回戦。私はいつものプラティで参戦したが、危ないところで負け無しで終了した。最後は、なぜかヤマメに助けられた。先日も書いたが、秋が深まるにつれて釣れ方?のパターンも変わって来ているようだ。いくら管理されている釣り池といっても、サカナ達は季節の変化を敏感に捉えている。釣り人も自分の服装の変化に合わせて、釣り方や使用ルアーを変えていかないとならない。 ●10/13 秋が深まって日が短くなってくると、毎年問題になるのがトラウトの成熟だ。今年もすでに「気分はサケ」になってしまい各池の注水パイプや流れに「故郷の川」を感じてしまっている固体も多い。KFSの場合、一箇所にサカナが行列を作ってしまわないように、注水口や流れを変えられる様にしてあるが、それでも成熟した固体は、何としてでも僅かな流れ込みに着いて溯上気分を味わっている。しかもTVでサケの溯上シーンを見ても判るように、背びれや背中を出したままなので「着水と同時にスレ!!」という事故?も起こり易い。 オスの顔が精悍になること意外、まったく良いことは無いのだが釣堀でも養殖でも避けられない現実だ。30cm400g以下で年を越せば成熟を免れて、再び秋に向け生長を続ける。したがって釣堀でも養魚場でも安心して正月を迎えるには、それ以上のサイズのサカナを在庫していなければいいわけだ。ところが、それではお客様は満足しないし、養魚場の方も生き物相手だから、そう都合良くはいかない。 釣り池方はサカナの様子を見ながら、流れを変えて行くことになる。最近KFSに来られた方は、2号池の注水口の下流?に黄緑のオケが幾つも沈んでいるのを見たと思う。流れを分散するために岩を置くのは良く見かけるが、簡単に移動できるようにオケを置いてみたわけだ。何だか、みっともないが、元々ロケーションが良くないコンクリートプールのKFSだからこそ許される技だろう。もっとも、しばらくすれば茶色の藻が付いて池底と同じ色になってしまう。 ●10/9朝霞ガーデン卒業試験 日本の管理釣り場の元祖みたいな朝霞ガーデンだが、長年に渡って安定した集客力には理由があるはずだ。それを少しでも見習おうというのも今回の目的だった。首都圏から近いという理由だけでは、現在の地位は築けなかったはずだ。 まず、驚いたのが「水がきれい」だ。水質に関してはKFSも自慢だが、首都高のICから5分で、このクリアさは無いだろう・・? その秘密は注水量にあるわけだが、同じ様な某都市型釣堀の4−5倍はありそうに思えた。ちょうど、お邪魔した時に釣り池のひとつをホースとポンプを使って掃除していた。水質管理には気を使っていることが判る。放流量というか放流密度は、私が知っている中ではKFSに次いで多い。ただし 「釣れるか」といえば、これが難しい。私が4時間で9匹だったのだが、一般的なアングラーもこれくらいの数字が現実ではないだろうか。で、つまらないかと聞かれれば、そんなことは無い。毎年何回か視察に出かける私だが、4時間休まずに飽きずに釣りを続けられたのは初めてだった。 時速2−3匹という数字が微妙なのだ。これが0−1匹だったら私など、すぐにヘコたれてしまう。サカナとの知恵比べ、他の釣り人とのウデ比べ・・・という観点からすると楽しいのだ。また平日でもKFSの週末並に釣り人が押し寄せる状況にあって、それなりの釣果と水質を維持して行くのは並大抵のことでは無いはずだ。KFSの様に単純にたくさん釣れる、ばかばかしいほどの放流量を自慢するところがあってもいいのだが、釣堀経営の頭の良さ?では完全に負けている。もちろん、KFSは今後とも、お客様の期待通りに今の「ばかばかしさ」を維持して行くしかないのだが。 ●10/8 朝霞ガーデン卒業試験 そういうわけで管理釣り場の東大と言われている?朝霞ガーデンに行って来た。日帰りでも良かったのだが、今春から埼玉県某市で一人暮らしを始めた長女のアパートに行くことも大きな目的だった。クルマを駅前の駐車場に預けて二人で食事。翌朝5時半頃にクルマを取りに行ったのだが、ここで問題が発生、朝霞に着く時間が遅くなってしまった。さて、どうしたのでしょう?? 朝霞ガーデンには7時過ぎに着いたが、社長さんと話したりしていて最初の1投目は7:50になってしまった。試験官はS氏にお願いしてあったのだが、他にもM嬢、某ルアービルダーのTOMさんとdekoponさん、淳パパ・・と豪華絢爛メンバーが来られていて、S氏一人ならビールでごまかせる・・・との期待は消し飛んだ。いずれにしても、みっともない釣りは出来ないぞ。 もちろん1投目はプラティだ。もしかしたら爆釣??と密かに期待していたのだが、いくら投げても、まったく反応無し。ちょっと閃くものがあってココニョロ蛍光ピンクを投入。これが1投目からアタりがある、その後も毎投ごとにサカナが反応している。しかし、掛かってもバレるの連続だ。ただこれだけアタりがあれば、今にドジなサカナが引っ掛かるだろうと投げ続けると、やっと貴重な1匹目が釣れた。これは嬉しかったし、とりあえずボーズは回避出来たので気が楽になった。その後もココニョロで2匹追加、しかし時間は既に9:10。本人としては意外にいいペースと思っていたが、これでは3時間で10匹は無理だ。皆様のご好意で1時間2匹におまけしてもらって良かった。 直後に放流があって、試験官のS氏が「赤金のスプーン!!」を指令。そんなもん持ってないぜ。TOMさんが赤金のTOM(なんて豪華な・・)を貸してくれたので、それで1匹。この放流直後のチャンスに1匹しか釣れなかったのは、隣でS氏が赤金のスプーンで私が釣るべきサカナをばしばし釣ってしまったことに原因がある。この責任は次回KFSでとってもらおう。忘れた頃にKFSスプーンで1匹追加。 一番上の池に移動。ここでも私に釣られるべく待機していたブルックを、いきなりSaeki氏がプラティで釣ってしまった。この池はKFSの2号池みたいな感じだが、深さは4m以上あり水質もクリア・・・初めてのタイプの釣り池だ。私としてはこまめにルアーを替えながら挑戦したが、まったく釣れる気がしなかった。この池を早く見切らなかったのは反省点のひとつだ。 一番奥の少し濁った池に移動。とりあえず投げたプラティにいきなりアタックしてきた・・・バレる。その後も投げることに反応はあるが掛からない。簡単に釣れそうな雰囲気だったが結局は掛からないまま時間が過ぎた。合間に投げたKFSスプーンで3匹キャッチ。 そろそろ腹が減ったな・・・と思い始めた頃、ついにプラティにヒット!! S氏やM嬢が「社長、やった!!」とカメラを持ってはしゃぐから、周りのヒトは接待釣りだと勘違いしただろう。 で卒業試験は終了。 4時間で ココニョロ蛍光ピンク 3 TOM 1 プラティ 1 KFS0,8gうすだいだい 4 の計9匹だった。 ●10/4よく冗談で(半分本気だが)私の卒業試験は朝霞ガーデンで3時間ね10匹釣ることだ・・・と言ってきた。実はKFSを始める前に朝霞ガーデンに行ったことがあるが、当時はルアーを見たことも無かったし、リールの使い方も知らなかった・・・当然ボーズであった。 特にKFSのHPを管理するようになって、自分でもつりが上手くなりたいと思うようになり、それなりに努力した。朝霞ボーズから10年の月日が流れた。そろそろ卒業試験に挑んでもいい頃だろう。区切りにはちょうど良い。で、KFSに来られる朝霞関係者に、それとなく「私が行ったら3時間で10匹釣れますか?」と尋ねると、誰ひとり「大丈夫・・・」とは言ってくれない。某ルアービルダーなんて「無理でしょ」!!の一言だ。私も追試はイヤだから一発で決めたい。 で、こうした。 3時間で10匹なら、10割る3で、1時間当たり3匹だろう・・・この場合。だから、1時間で3匹釣れた時間?があったら合格とした。誰も試験は簡単な方がいいはずだ。 いつもと違うことをしても釣れないと思うので、武器はメチャとパドシャ。ラインは2,3,5ポンド。ルアーはKFS0,8gとプラティ・・・万が一に備えて、TOM,JUN,ココニョロも持って行く。 まあ、これで卒業出来なかったら、現場でアドバイスしてくれるヒト達の責任だろう。 豪華昼飯を期待しよう。 |
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